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特長

材質

HFW490*1,HCW490SD*2(国土交通大臣認定取得材、SN490B同等)
*1認定番号 MSTL-0334、*2認定番号 MSTL-0349
*機械的性質は、SN490C相当の性能を有する。



組立

スマートダイア上面および下面にあるセンターマークに柱芯を合わせてください。




溶接材料

・被覆アーク溶接
低水素系490N/mu級高張力鋼用(JIS Z 3211 D5016相当以上)

・ガスシールドアーク溶接
軟鋼および490N/mu級用高張力マグ溶接用ソリッドワイヤ(JIS Z 3312 YGW11相当以上)



溶接

・柱およびはりとスマートダイアの溶接は完全溶込み溶接とし、「鉄骨工事標準仕様書JASS6鉄骨工事」に準拠して実施してください。
・完全溶込み溶接の開先は、日本鋼構造協会「溶接開先標準(JSSI 03-1992)」MC-TL-B1、GC-TL-B1に基づき、 柱側およびはり側に加工してください。





検査


・方法
溶接部の検査は、超音波探傷検査等で行ってください。検査は、「鉄骨工事標準仕様書JASS6鉄骨工事」に準拠してください。

・不良溶接部の補正
有害な欠陥のある溶接部は除去して再溶接してください。溶接部に割れの入った場合には、割れの入った両端から 50mm以上はつり取り再溶接してください。

溶接例









 

スマートダイア工法のダイアフラムの加工にあたっての注意点

ダイアフラムを柱材に取り付け加工するにあたっては、設計図添付用の「スマートダイア工法設計施工標準図」を参照してください