写真準備中

                       


                          

山行No 098
山行日 2000年01月29(土)
天候 晴れ
気温 山頂7℃
日ノ出 06:44
日ノ入 17:04
最大標高差 458m (自然休養村300m→シダンゴ山758m)
コースタイム 175分
山で会った人 10人くらい
メンバー 単独行

300m 自然休養村 7:05
↓ 80分 77分
758m シダンゴ山 8:22 9:25
↓ 55分 43分
510m 宮地山 10:08 10:11
↓ 40分 24分
300m 自然休養村 10:35

                       

東名高速道路大井松田ICを降りたら国道255号線を秦野方面へ。
国道246号線に突き当たったら左折して、この先のを左折する。
しばらく進むと、自然休養村の管理センターとバスの折り返し場があります。
駐車場は管理センターの反対側です。


                    

自然休養村の駐車場(無料)
約40台駐車可


                               

御殿場温泉 御殿場市温泉会館
所在地:静岡県御殿場市深沢2160−1
TEL:0550−83−3303
駐車場:70台
営業時間:10時〜20時
入浴料:2時間500円
泉質:ナトリウム−塩化物・硫酸塩温泉
種類:大浴場
コメント:
オススメ度:

                            

出発
先週、矢平山から帰ってきてから、どうも膝の調子が良くない。少し鈍痛を感じる程度だけど、長時間コースを歩き通す自信は無く、今週は山に登るのは止めようかと思っていましたが、、天気予報では冬型の気圧配置で関東地方の天気が良いとの事なので、取りあえず短時間で登れる山に行こうと計画をした。そこで前からそのユニークな山名に興味があり、登山時間の短い丹沢のシダンゴ山に登ろうと決定した。

自然休養村〜登山口
今の時期は車の中で寝るのは寒いので日の出前に自宅を出発し、登山口となる自然休養村へ眠い目を擦りながら向かった(ラジオでは新潟少女監禁事件を報じていた)。6:10にまだ暗い自然休養村に着いたら、日の出まで寝ることにする。澄み切った青空に朝日が昇ってきたら準備を済まして登山開始だ。中津川を渡り寄集落を抜けて茶畑を左右に見ながら進んで行くと、前に一匹のケモノが道を横切ってヤブの中へ入っていった。一瞬ネコかと思ったが、よく見ると何と野生の猿ではないか!。食べかけのジャガイモを残してヤツは山の中へと消えていった。出会ったのがまだ民家がある所だったので、あまり恐怖心は沸かなかったが、これが山の中だったら相当ビビッていただろう。猿を気にしないように先へ進むとゲートがあり、ここから先は急に雰囲気がガラリと変わって薄暗い山道となる。

登山口〜ジダンゴ山
ゲートから少し進むと今度は猪除けのゲートとなり、扉を開けて入って行くと、何だか動物園の檻の中へ入って行くような気分だ。猿と猪のことが頭から離れずにちょっと怖い。おまけに木から雪がガサガサと落ちるので、その度に注意がそっちに向けられる。そのうち徐々に慣れてきて、登山道脇にある凍り付いた水場を過ぎる頃になると、所々に残雪が目立ち始め、木々の隙間からも鍋割山などが見え始めて、暗い雰囲気から開放してくれる。そして尾根を直登するような登山道を登り切ると、広いシダンゴ山の山頂に到着した。

ジダンゴ山
山頂からの展望は予想以上に素晴らしく、360度のパノラマが広がっていた。間近に伊勢沢の頭や檜岳が立ちはだかり、その隣には今月に登った鍋割山やその奥に蛭ヶ岳が見える。三ノ塔や大山、反対側には大きな富士山と金時山。膝の調子も気にならず、今日山に登って良かったとしみじみ思えてくる。約1時間程で登って来たのでまだ食事にするには早く、今日は餅を入れておしるこを鍋で煮ることにする。熱々のおしるこは冬山には抜群の相性で、スルスルと食べ終わると、愛想の良いおじさんが山頂に登ってきた。そのおじさんに、ここから見える山の名前を教えて欲しいと言われ、待ってましたとばかりに得意げになって山名を教えてあげた。至福の一時を山頂で過ごしたら宮地山を通って下山することにする。

ジダンゴ山〜自然休暇村
山頂まで近づいている建設中の道路を右手に見ながら杉林の中を下り、秦野峠への分岐から南へ下っていくと、静さを取り戻した登山道となる。この辺りは南斜面なので残雪は見当たらず、ポカポカ陽気で気持ちが良い。登山道を下りつつ、1つピークを越えると宮地山への分岐となる。そして猪除けの柵に沿って登っていくと、何も無い宮地山の山頂だ。この辺まで来ると猪の恐怖は無くなり、むしろ猪を捜して写真を撮ってみたくなる。宮地山からは何も見えないので自然休養村へ下山することにする。さっきの分岐まで戻ったら日当たりの良い登山道を下って行き、猪除けのゲートを潜ると茶畑が広がる下界へと戻ってきた。そして膝の痛みも気にならずに自然休養村に着いたら、物足りなさを感じつつ今回の山行はこれで終了。

反省
今回の山行は膝の痛みが心配だったけど、登山時間が短かったためか痛みが出ることは無かったので、無事終了することが出来た。最近、登山時間の長いコースが多かったので、膝に負担がかかったのかも知れない。すこし様子を見ようと思う。

ジダンゴ山からの展望写真