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特 徴


1. 1階のDs値割増が不要

ベースプレートとアンカーボルトの終局耐震性能が
充分に発揮されるベースプレート形状とすることで、
スリップ型の履歴曲線を改善し、柱脚の吸収エネ
ルギーを向上させました。



Ds値割増不要
ブレース構造でも設計しやすくなりました。
(ただし、1階の保有水平耐力が必要保有水平
耐力の1.1倍以上であることを確認してください。

※Ds値割増不要となるのは、@〜B全てを
満足する場合です。
@計算ルート3
A柱脚の保有耐力接合の判定
 (柱脚Muと柱Mpc×αの比較)がNO
B純ラーメン構造(直交方向にブレースを
 有する場合も含む)

履歴曲線
スリップ型の露出柱脚の履歴曲線と
ハイベースNEO工法の履歴曲線



2. 鋼板製・鋳鋼製の2タイプのベースプレートを採用

鋼板製(エコタイプ)と鋳鋼製(Gタイプ)の2タイプの
ベースプレートを採用することで、性能と経済性を
考慮した型式選定が可能に。

エコタイプ
鋼板製・鋳鋼製の2タイプのベースプレートを採用

3. ブレース構造の設計法を確立

実物大実験
実物大実験
ブレース付ハイベースNEO工法
ブレース付ハイベースNEO工法
リブ付ベースプレート
ベースプレートのガゼットプレート取り付け用
リブ付ベースプレート

Gタイプは、ブレースのガセットプレート取付用
リブを設けた形状のベースプレートも設計可能
です。
特型品となりますので、ご採用の際には、別途
お問い合わせ下さい。

4. 経済性を追求した信頼できる製品

従来のハイベースの特長を継承しつつ、改良を加えてコストの削減を実現しました。(当社比)

ベースプレートの形状を改良
ベースプレートをより効果的に性能を発揮
できる形状に改良し、コンパクトにしました。
それに伴い、鋼材量を軽減しています。
施工法の改良
新しい形状の定着板と固定治具を採用し、コストの削減に加えて施工性の向上を実現しました。
また、現場施工はセンクシア(株)の認定施工業者が行いますので安心です。
リブ付ベースプレート
ベースプレート形状を改良
施工方法の改良でコスト削減と施工性の向上を実現
施工法の改良でコスト削減と施工性の向上を実現
柱脚ヒンジ仕様※1とすることでより経済的な設計が可能

許容応力度設計(柱脚部応力≦ハイベースNEOの耐力)の採用によって合理的な設計が可能です。
よりコンパクトに、より経済的に自由度の高い柱脚を検討できます。

※1 ここで言う「柱脚ヒンジ仕様」とは、アンカーボルト降状耐力により設計する仕様を指します。


5. 高強度柱材にも使用可能

ハイベースNEO工法では、490ニュートン級を超える高強度の柱材にも適用可能です。

適用柱

・BCR295、BCP235、BCP325 などの角形鋼管に対応しています。
・490ニュートン級を超える柱材にもご使用いただけます。その場合には別途お問い合わせください。
・熱間成形角形鋼管および溶接組立箱型断面柱にも適用可能です。
・Gタイプは鋼管コンクリート造(CFT造を含む)柱への適用も可能です。
・国土交通大臣認定の範囲内で標準外の形状または高応力条件のベースプレートの設計が可能です。


6. 日本建築センター評定および国土交通大臣認定を取得

柱脚性能については実大実験で確認し、柱脚性能については実大実験で確認し、
工法は日本建築センターの評定、材料は国土交通大臣認定を取得しています。

実験風景
実験風景
評定書(写)、認定書(写)
評定書(写)、認定書(写)
ハイベースNEO工法(エコタイプ)  BCJ評定-ST0059
ハイベースNEO工法(Gタイプ)   BCJ評定-ST0058
Gタイプベースプレート        MSTL-0404
アンカー用ボルトセット       MBLT-0042〜0046

アンカーボルト

・HAB材(建築基準法第37条第二号の規定による認定取得)を採用した高強度アンカーボルトです。
・『2007年版建築物の構造関係技術基準解説書』に定められた「伸び能力を有するアンカーボルト」です。
( 降伏比0. 7 以下)