棚横手  (富士見台付近より撮影)

                       


                          

山行No 119
山行日 2004年02月28日(土)
天候 晴れ
気温 大滝不動6℃ 山頂10℃
日ノ出  6:14
日ノ入 17:34
最大標高差 386m (大滝不動920m→棚横手1306m)
コースタイム 150分
山で会った人 5人
メンバー 単独行

大滝不動 8:03
↓ 20分 17分
展望台 8:20〜8:30
↓ 10分 8分
登山道入口 8:38
↓ 15分 13分
富士見台 8:51〜8:56
↓ 20分 22分
棚横手 9:18〜9:36
↓ 15分 14分
富士見台 9:50〜9:52
↓ 15分 16分
展望台への分岐 10:08
↓ 15分 15分
甲州高尾山 10:23〜10:34
↓ 20分 19分
林道分岐 10:53
↓ 5分 4分
展望台分岐 10:57
↓15分 13分
大滝不動 11:10

                      

中央自動車道勝沼ICを降りたら国道20号を大月方面へ。
1キロほど先の柏尾のT字路を左折し、勝沼町方面行きます。
ぶどうの丘への案内が所々にありますので、まずはその案内に従ってぶどうの丘を目指します。
ぶどうの丘をそのまま過ぎ、勝沼ゴルフコースを過ぎると、
大滝不動奥宮への看板がありますので、それに従って道を右折します。
ぶどう棚の中を縫うように車を走らせ、林道へと入っていきます。
約5分程進むと大滝不動が見えてきます。

林道は舗装済ですが、道には小さな岩がゴロゴロ落ちています。
落石には気をつけましょう。


                    

大滝不動前に4〜5台分の駐車スペースあり


                               

ぶどうの丘温泉天空の湯
山梨県東山梨郡勝沼町菱山5093
TEL:0553−44−2111
駐車場:250台
営業時間:10時〜22時
入浴料:600円
泉質:アルカリ性単純温泉
種類:大浴場(圧注浴、気泡浴、寝湯、サウナ)
    露天風呂
コメント:
オススメ度:
勝沼温泉ぶどうの国健康福祉センター
山梨県東山梨郡勝沼町休息1867−2
TEL:0553−44−1329
駐車場:150台
営業時間:9時〜17時
入浴料:500円
泉質:単純温泉
種類:大浴場、超音波風呂、バイブラバス、サウナ
コメント:露天風呂がないのが残念。お湯は茶色
オススメ度:

                            

出発
最近めっきり山に行く機会が減ってしまい、山の道具も何だか寂しそう。ちょうど家の用事も片付いたので、このチャンスに山へ行こうと久々に計画を練りました。そして今回の山行は山梨百名山の棚横手に登ろうといろんな人のホームページを見て研究し、自分にあったコースを計画して朝の5時に家を出発しようと明日の天気を期待しつつ眠りに就きました。ところが目が覚めるともう6時を過ぎているではないか!(目覚まし鳴ったのか?)寝坊したので今日は止めにしようかと思ったりもしたけど、山に行けるチャンスとヤル気を無駄には出来ないと急いで支度をして、一路勝沼へと向かった。

大滝不動〜展望台
すっかり日が昇って明るくなったぶどう畑の中をぬって車を走らせ、菱山深沢林道を進んでいくと、登山口となる大滝不動に到着。当初の予定より1時間遅れとなってしまったけど、もうそんな時間の事は忘れることにして、準備が完了したら登山を開始!
大滝不動の急な石段を登ると大滝不動の立派な社殿が建っている。山行の無事を(商売繁盛もついでに)お祈りして社殿の裏手へと進むと、頭上に凍結した大滝が現れた。大滝から薄暗い杉林を進んで奥の院のような祠(?)を過ぎるとやがて太陽の光が溢れているような稜線まで登ってきた。そこから右手(北西)に行くと明るい展望台に到着。南アルプスや御坂山塊などがズラリと見渡せ、家族にもこのパノラマを見せてあげたい(本人たちはあまり関心がないみたいだけど)。

展望台〜富士見台
展望台から先ほど稜線と合流した所まで戻ったら、今度は左手(南東方向)の林道へと進んでいく。この林道(車で通ったら脇から出てる枝で傷つくことは間違いない!)を進んで、途中崖崩れのところを通り過ぎたら、林道の右手にある登山口より富士見台を目指して再び登山道を登り始める。今日の山行計画では大滝不動から棚横手までの往復ルートだけど、「関東周辺の登山案内の管理人としてこんな簡単なコースでいいのかなぁ」とか、「今日は寝坊しちゃったし、娘が帰りを待っているしなぁ」とか考えて、予定を変更して棚横手〜甲州高尾山の周回ルートにしようかどうしようか悩みながら登っていきました。そして再び稜線に出たらそこが富士見台分岐。この辺り一面(東斜面)は何年か前に山火事になったらしく、大きな木が殆ど生えていない状態で、今は1m位の高さの杉などが植林されていて、とても明るくなっている。こんなこと思っては不謹慎ですが、山火事になったお陰で展望はバッチリ。右(南)に登れば富士見台で、左(北)に登れば棚横手となっている。甲州高尾山へ足を伸ばすのかは富士見台に登ってから決めようと右手の富士見台を登り始める。

富士見台〜棚横手
先ほどの分岐から2分程登ると富士見台です。その名に相応しく正面に大きな富士山が見え、本当に良い展望に「山に来て良かった・・・」と思えてきます。富士見台から先もずっと殆ど裸山の状態が続いているようで、家で待ってる娘には悪いが予定を変更して甲州高尾山まで足を伸ばすことに決めました(今度いつ山に行けるか分からないし)。そうと決まれば富士見台を下って先ほどの分岐まで戻ったら、今度は棚横手を目指して登りだす。今日は本当に良い天気で2月の山とは思えないくらいのポカポカ陽気となり、頭の中のポカポカとしてきた。(意味がわかんない)恐るべき熊の存在も全く無く、いつもこんな山行だったら良いのにと思いながら明るい登山道を登っていくと、頭上にピークが見えてきた。「よし!あのピークが頂上だ」と頑張って登り切ると、そこは山頂ではなく隣のピークが山頂だった(よくあることです)。ニセ?のピークを下って登り返したら久々の山梨百名山の標識が建つ、棚横手の山頂に到着した。

棚横手〜甲州高尾山
細長い山頂は西側は木が邪魔してあまり展望はありませんが、西側は申し分のない展望が広がっています。今日は登山時間が短いということで食事の用意はしてきませんでしたので、アミノサプリ飲料を飲みながら(最近体重が気になっているので)山火事の跡もいいもんだなぁと勝手なことを考えながら山頂でのひと時を過ごしたら、今度は甲州高尾山を目指して棚横手を後にします。棚横手を下って富士見台まで戻って写真を撮ろうと思ったら、カメラの様子が変だ!去年買ったデジカメを今回初めて山に持ってきたのに・・・(さっき展望台で落としたから?)。なんとかカメラ様を宥め透かして何枚か写真を撮りながら進んでいくと、眼下に中央自動車道が見えてきた。この山って勝沼ICから見える禿げ山だったんだと初めて気がついた(そうだったら最初から言ってくれればいいのに・・・)。展望台への分岐を過ぎ、明るい登山道を下っていくと左手に見えていた林道が徐々に近くなり、甲州高尾山の山頂に到着した。折角の展望なのにカメラは動いてくれなかった・・・。(山でのカメラ故障が本当に多い)

甲州高尾山〜大滝不動
甲州高尾山をちょっと下ったら林道になり、その林道で展望台へと向かう。今までの明るい登山道とうって変わって、陽の当たらない林道はちょっと寒く感じられた。何でこんな山の中に林道なんて作るんだろう?それも舗装済み。これも無駄な公共事業なのかなぁと考えつつ林道を進んで行くと、林道は2手に分かれた。左に進むとこのまま大滝不動に戻るルートだけど、右手の展望台へ戻るルートを進んでいく。車で通るのはあまりお奨めしたくない林道を登っていくと、展望台前の分岐になった。展望台には寄らずに大滝不動への登山道を下っていく。今朝登ってきた時はこんな短いルートだったけ?とあっという間に大滝不動の社殿まで降りてきた。今朝撮らなかった大滝不動の写真を撮ろうと思ったけど、やっぱりカメラが動いてくれなかった。(悲しい・・・)

下山後
当初の予定時間より2時間遅れの下山になりましたが、下山後の温泉は勝沼温泉ぶどうの国健康福祉センターに寄ってみました。本当は天空の湯に行きたかったけど、それは家族と行くことにして、地味な福祉センターに行きました。着いたら駐車場が満杯状態で、人気スポットなのか?と混雑を覚悟して中に入ってみると今日は福祉センターのお祭りをやっていて、入場無料との事(ラッキー!)。何か買って行ってと受付のおじさんが言っていましたが、ロビーにある出店を素通りして浴槽に行きました。浴槽には2人しか居なくノンビリと湯に浸かって、疲れ(そんなに疲れてないけど)を癒したら家路に就きました。家に帰ってみると娘は友達の家に遊びに行っていた。(そんなもんだよ・・・)