仏果山  (宮ヶ瀬虹の大橋付近より撮影)

                       


                          

山行No 112
山行日 2001年02月10(土)
天候 晴れ
気温 仏果山5℃、高取山4℃
日ノ出 6:33
日ノ入 17:18
最大標高差 447m (登山口300m→仏果山747m)
コースタイム 155分
山で会った人 10人くらい
メンバー 単独行

300m 仏果山登山口 7:05
↓ 45分 47分
    ベンチ 7:52
↓ 15分 15分
660m 宮ヶ瀬越 8:13 8:24
↓ 20分 20分
747m 仏果山 8:44 9:13
↓ 15分 17分
660m 宮ヶ瀬越 9:30
↓ 10分 12分
705m 高取山 9:42 10:04
↓ 10分 10分
660m 宮ヶ瀬越 10:14
↓ 10分 8分
   m ベンチ 10:22 10:28
↓ 30分 25分
300m 仏果山登山口 10:53

                       

中央自動車道相模湖ICを降りたら国道20号線(甲州街道)を八王子方面へ左折します。
相模湖畔を抜けるとJR相模湖駅が左手にありますので、駅前の交差点を右折して津久井方面へ。
相模湖大橋を渡り、相模湖ピクニックランドを過ぎて道なりに進むと、三ヶ木の交差点になります。
これを右折し厚木方面へ。
青山の交差点を直進し、のT字路となったらこれを右折。
串川沿いに車を走らせ,交番があるT字路を右折し、鳥居原の交差点を右折して宮ヶ瀬湖に掛かる虹大橋を渡ります。
宮ヶ瀬を過ぎ、やまびこ大橋を渡ったら右折し、宮ヶ瀬湖沿いに車を走らせる。
向山トンネルを越え、大棚沢橋を渡ったら、次の橋である上村橋の手前に仏果山登山口があります。


                    

上村橋付近の大棚沢広場に駐車場があります。


                               

リッチランド
所在地:神奈川県愛甲郡清川村煤ヶ谷4513−1
TEL:0462−88−1031
駐車場:
営業時間:10時〜19時30分
入浴料:650円
泉質:沸かし湯だと思う。
種類:露天風呂(熱め、泡風呂、微温)
コメント:珍しいキャンプ場の露天風呂。
     3つの露天風呂はそれぞれ温度が違うので、お好みで楽しめる。
オススメ度:


                            

出発
関東では毎週のように雪が降り、丹沢や奥多摩の山々にもたくさん雪が積もったようです。雪は決まって週末に降ってしまい、家の前の雪掻きに追われて山に行くチャンスを逸していたので、もう何がなんでも今度の週末は山へ行こうと一人で決めていた(密かに)。しかし連日の雪掻きで頑張り過ぎたらしく背中が痛くなってしまい、これではザックなんて背負うことなんて出来そうにもない。この調子では山へ行くのは無理かなと諦めかけていたら、何とか週末までに背中の痛みが引いてくれたので、登山の計画を立て始める。来月に蔵王へ行く事が決定しているので、その予行演習の意味も兼ねて丹沢の仏果山と高取山を登ろうと決めた。また今回もバスを利用して縦走コースを作ってみた。

登山口へ
自宅を朝5時頃に出発して仏果山登山口へと向かっていくと、ウンコの陣痛が襲ってきてしまった(またか!)。どこかトイレはないかと、バスの時間を気にしながら宮ヶ瀬湖の周りを車を走らせ、ようやく見つけたセブンイレブンで無事出産する。もうすっかり陽が昇ってしまい、バスの時間もとっくに過ぎてしまった。もうこうなったら縦走は諦めて、仏果山登山口からピストン登山することにし、車を上村橋付近にある駐車場に止めて登山の準備をする。

登山口〜宮ヶ瀬乗越
登山口はこの駐車場から50m位先にあり、見たところ雪は全然積もっていない。今日は雪山のために重登山靴を履いてきたのに、これでは蔵王の予行演習になりそうもない。一応ザックにアイゼンを入れたら登山を開始する。仏果山登山口から鼓折りに登山道が伸び、山側斜面には柵が張ってあるが、鹿除けなのだろうか。何だかジェラシックパークにいるような気分になる。ジグザグに高度を上げていくと所々に残雪が目立ち始め、やがて登山道にも凍結した雪で覆われるようになった。そろそろアイゼンを着けようかと、今年初めてのアイゼンを装着してみる。重登山靴には紐が短い6本歯のアイゼンは向いていないようで、取り敢えず装着したらガツガツと氷の上を歩いてみる。久しぶりの感触に思わず口元が緩んでくる。アイゼンを氷に食いこませ登山道を登っていくと、アンテナ施設の横にベンチがあったので、ちょっとベンチに腰を掛けて小休止。このベンチがあるところから15分程登って行くと、明るい宮ヶ瀬越となる。

宮ヶ瀬乗越〜仏果山
右手に行くと仏果山で、左へ進むと高取山となるが、先ずは右手の仏果山へと向かう。宮ヶ瀬越からは稜線上に進んで山頂を目指すが、さすがに稜線には雪がたくさん残っており、アイゼン無しではヘッピリ腰になってしまうだろう。稜線の左手には相模平野が広がり、八王子方面も判別できる。やがて仏果山の山頂直下になると雪の代わりに露岩が多くなり、ロープを伝って登っていくと高い展望台が設置されている仏果山の山頂に到着した。

仏果山〜高畑山
ベンチやテーブルが何台かあるが、まずは鉄製の展望台を登ってみる。高さにしてビルの3階分はある展望台の上に立つと、雪を被った丹沢の山々や大菩薩連嶺、奥秩父、奥多摩などの山々が見え、反対側は相模平野が広がっている。気温は5℃で、風も無く穏やかな天気の中、充分に展望を楽しんだらここから見える高取山へと向かう。岩が多い登山道を慎重に下り、雪の多い稜線沿いの登山道を進んで、先ほどの宮ヶ瀬越を過ぎると、高取山への登りとなる。サクサクと雪を踏みしめて登っていくと、仏果山と同じような展望台がある高取山の山頂に到着だ。

高取山〜登山口
早速鉄製の展望台に登ってみる。展望はほぼ仏果山と同じだが、眼下に宮ヶ瀬ダムが見える。高取山の山頂には何人かの登山者がいたけど、アイゼンをしているのは私一人のようで、皆さんはなんでアイゼンをしないのだろう。山頂でひと時を過ごしたら下山を開始する。宮ヶ瀬越まで戻り稜線から外れて登山道を降りていくと、やがて雪も無くなってきたので、アイゼンを外す。高度を下げるにつれて車の音が聞こえるようになったら、登山口に到着だ。

反省
今回の山行は背中の痛みが心配だったけど、痛みは全く出ずに無事終了できた。来月に登る蔵王への予行演習としては、腕時計の電池切れが見つかったくらいであまり成果が上がらなかった。また自宅から近いので、機会があったらまた違うコースで仏果山を登ってみたい。

仏果山からの展望写真