秋山二十六夜山 (矢平山より撮影) |
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山行No | 102 |
山行日 | 2000年04月29(土) |
天候 | 晴れ |
気温 | 山頂9℃ |
日ノ出 | 04:51 |
日ノ入 | 18:26 |
最大標高差 | |
コースタイム | 165分 |
山で会った人 | 0人 |
メンバー | 単独行 |
黒金山麓キャンフ場 | 6:14 | |||
↓ 20分 | 17分 | |||
あずま屋 | 6:31 | 〜 | 6:35 | |
↓ 35分 | 25分 | |||
露 岩 | 7:00 | 〜 | 7:15 | |
↓ 10分 | 4分 | |||
赤鞍ヶ岳分岐 | 7:19 | |||
↓ 35分 | 21分 | |||
972m | 秋山二十六夜山 | 7:40 | 〜 | 8:00 |
↓ 65分 | 39分 | |||
黒金山麓キャンプ場 | 8:39 |
中央自動車道相模湖ICを降りたら国道20号線に突き当たるので、大月方面へ右折する。
約1.5キロ先の藤野町町役場の所を左折して桂川を渡る。
橋を渡ったら約3キロ程先で道が二手に分かれるので、右の秋山方面へと進む。
神奈川カントリークラブを過ぎ、小さな梁瀬橋を渡ったら奥牧野の郵便局の先をを左折する。
あとは道なりに県道35号線(四日市場上野原線)を進んで行く。
秋山カントリークラブを過ぎ、浜沢まで進んだら、高金山麓キャンプ場へと右折する。
県道からわずかに登った所に黒金山麓キャンプ場があります。
高金山麓キャンプ場管理棟の横に約10台の駐車スペースあり。
駐車する時は、キャンプ場に許可を得てからにしましょう。
藤野やまなみ温泉 藤野やまなみ温泉
所在地:神奈川県津久井郡藤野町牧野4225−1
TEL:0426−86−8073
駐車場:80台
入浴料:3時間600円
泉質:ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物温泉
種類:大浴場、源泉湯、サウナ、露天風呂
コメント:
オススメ度:
出発
新居への引越しも終わり、次女の誕生も無事に済んたので、ようやく山へ行ける状態になってきました。でも連日の子供の世話と睡眠不足で体力的に自信が無かったので、登山時間の短い山にしようと計画。そこで今年に矢平山に登った時に印象に残った山梨百名山のひとつである秋山二十六夜山に決定した。いつものように朝方に新居を出発すると、登山口となる黒金山麓キャンプ場へ向かう。
黒金山麓キャンプ場〜山頂往復
もうすっかり日が昇りきった6時頃にキャンプ場に着いたら、管理棟脇に車を止めて久しぶりに登山開始だ。キャンプ場から別荘地のような所を抜けると本格的な山道となり、いきなり急登が始まる。2ヶ月近いブランクのうちに山は冬の装いから花が咲く春山へといつの間にか変わっており、鮮やかな新緑に囲まれた登山道をゆっくりと高度を上げていく。登山道は判りやすく整備されているけど、一直線に伸びる登山道はもう少し工夫して作って欲しいものだ。登山口から15分程登ると、あずま屋が建つ休憩所となり汗が流れ出してきた頃には丁度良い休憩がとれる。今日は天気も良くて絶好の登山日和となったようで、小鳥達の囀りを聴きながら一服していると、育児ストレスもスーッと消えていく気がする。あずま屋から更に急登は続き、30分程すると露岩が登山道を塞ぐように現れる。その露岩の上に立ってみると、澄んだ空にパノラマが広がって、思わず叫びたくなる衝動にかられる(ストレスの溜まり過ぎ)。正面には秋山連山の主峰、倉岳山が実にカッコ良く聳えている。遠くには白根三山が顔を覗かせてくれて、こんな良い天気だったら、もうちょっと展望の良い山にすれば良かった。でも初めての山域にはこれ位の天気の方が安心して山行ができる。露岩から少し登った所が小ピークで、ここからも赤鞍ヶ岳や棚ノ入山が間近に見え、心がウキウキしてくる。小ピークから少し下ると赤鞍ヶ岳と二十六夜山との分岐となり、左へと曲がって二十六夜山の山頂を目指して登っていく。所々に露石が混じる登山道になったら徐々に登山道も緩やかになり、山頂への分岐を進むと秋山二十六夜山の山頂に到着だ。あまり展望は良くないけど、静かな山頂でホッと一息ついていると、今日は山に登って本当によかったなぁと思えてくる。登山口から山頂まで約1時間半で登ってきたので、別に食事をする気が起こらないから、休憩したのち下山を開始する。山頂からほんのちょっと下った広場のような所には、二十六夜の石碑が置かれており、この山の歴史の深さを感じさせる。そして天気が良くてポカポカ陽気の登山道をグングンと高度を下げ、露岩やあずま屋を通過すると、疲れを感じる間も無く黒金山キャンプ場へと着いた。予定より早く下山したので、温泉にも寄らずに家路に就いた。
反省
今回の山行は熊の脅威も感じず、良い天気に恵まれて清々しい気分で終えることができた。育児ストレスも山が吸収してくれたようで、やはり自分には山が必要だ。二十六夜山は低山らしい魅力があり、期待以上の山行にしてくれた。