石割山 
(石割神社付近より撮影)

                       


                          

山行No 088
山行日 1999年10月02(土)
天候 晴れ
気温 登山口16℃ 平尾山23℃
日ノ出 05:36
日ノ入 17:25
最大標高差 353m (赤い鳥居1060m→石割山1413m
コースタイム 145分
山で会った人 5人
メンバー 単独行

1060m 赤い鳥居 6:57
↓ 15分 18分
1205m 富士見平 7:15 7:20
↓ 30分 16分
1310m 石割神社 7:36 7:46
↓ 20分 19分
1413m 石割山 8:05 8:38
↓ 40分 25分
平尾山 9:03 9:33
↓ 40分 28分
1060m 赤い鳥居 10:01

                       

東富士五湖道路山中湖ICを降りたら国道138号線を右折して山中湖方面へ向かいます。
旭日丘
を左折したら国道413号線(道志みち)となり、道なりに進みます
平野を過ぎたら左手に注意して進み、石割山ハイキングコースの案内板があったら
左折して林道を登っていきます。
右手に赤い鳥居があるので、その反対側が駐車場となっています。


                    

赤い鳥居付近にある駐車場(無料)
約15台駐車可


                               

山中湖平野温泉 石割の湯
所在地:山梨県南都留郡山中湖村平野1450
TEL:0555−20−3355
駐車場:100台
営業時間:10時〜21時
入浴料:700円円
泉質:アルカリ性単純温泉
種類:大浴場(源泉ぬるま湯、打たせ湯、寝湯、サウナ)、露天風呂、露天檜風呂
コメント:木と石の調和が美しい温泉施設。
オススメ度:


                            

出発
10月に入っていよいよ登山シーズンの到来となりました。。そこで第1週目の週末に山に登ろうと計画を立てたけど、金曜日の早朝に羽田空港まで行ったので少し睡眠不足になり、遠くの山まで行くのが面倒臭い(!?)ので近場の山に登ろうと御坂山塊の石割山に決定した。

登山口〜石割神社
道志みちをひた走り、登山口となる石割神社の駐車場に着いたら、朝まで毛布にくるまって寝た。昨日の天気予報では朝晩に雨が降ると言っていたので、少し朝寝坊して出発しようと思う。日の出から1時間後に目を覚ますと雨は降っておらず、清々しい天気になっていた。準備をしたら神社の赤い鳥居をくぐって登山を開始する。鳥居からは長い石段が一直線にせり上がっていて初っ端から気持ちがくじけそうになるが、一段一段ゆっくりと石段を休憩舎のある富士見平まで登っていくと、そこには大きな富士山が待っていた。間近に見える富士山は何度見てもド迫力で圧倒してくる。富士見平から快適な山道となり、前方に石割山の山頂が見えだしたら、大きな岩が立つ石割神社となる。

石割神社〜石割山
大きな岩には縦に割れ目が入っており、その間を通過できるようになっているので、私も狭い割れ目を通ってみる。悪人はそこを通ると岩に挟まってしまうという伝説があるが、善人な私は無事に通過することが出来た(ちょっと心配だった)。石割神社から先の登山道は急に険しくなり、木に掴まったりと所々難渋する箇所もあったり、笹が覆い被さるようになっている所もあったりしたが、それもほんの少し辛抱して登っていくと、送電線の鉄塔が立つ広い石割山の山頂に到着した。

石割山〜平野山
山頂からは大きな富士山の右側に南アルプスの嶺々が連なりが見え、間近には杓子山がそそり立ち、下界には山中湖が見えて前回の山行では味わえなかった展望に会えた。雲がやや多いけど、それでも気持ちは晴れやかにさせてくれる。正面に聳える杓子山の写真を撮ろうと思い、送電線の鉄塔にちょっと登ってみる。ビービーと音をたてる送電線の下にいると、体中に電磁波を浴びるようで気味が悪い。写真を撮り終わったら次の目的地である平尾山へ向かうことにして、石割山の山頂からの急斜面を降りていく。この斜面は伐採されているので明るくて気持ちが良い。正面にある富士山はガスで見え難くなってきたけど、杓子山を見ながら歩きやすい登山道を進んで平野の分岐を過ぎると、展望の良い平尾山の山頂に着いた。

平野山〜登山口
風で揺れ動くススキの穂に囲まれた山頂から、後ろを振り返ると石割山の山頂が見える。平尾山から大平山方面へ下って行くと別荘地のそばまで来てしまい、どうやら南に下る登山道は消えて無くなってしまったようだ。どうしようかと考えた末、平尾山まで戻ることにした。さっき下った道をまた登るのは精神的に辛く感じられ、約20分のロスで平尾山まで戻ると、平野への分岐から南へ下っていく。もうすっかり秋らしくなってきた登山道を下ると、道が二股になっていた。どちらに進んだら良いのか迷ったが、左へ下ることにして先へ進んで行った。下の方から沢の音が聞こえだしたので、この道で正解だったと安心して下っていくと、治水ダムの反対側に出てしまった。別に通行に支障はないが、また前回と同じように下山ルートを誤ったことに、もうあきれてしまった。治水ダムを越えると車を止めた石割神社の駐車場に到着した。

反省
今回の山行は何だかアッという間に終えてしまったような気がする。前回はダラダラと長い山行だったので、余計に充実した山行のように思えるのだろう。これで山梨百名山は34座目になったが、熊がいなくなる時期には意欲的に登山を行いたい。

石割山からの展望写真