笹尾根の最高峰 丸山 (権現山より撮影) |
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山行No | 071 |
山行日 | 1999年01月09日(土) |
天候 | 晴れ |
気温 | 西原峠2℃ 丸山3℃ |
日ノ出 | 06:51 |
日ノ入 | 16:45 |
最大標高差 | 870m (丸山1098m→棡原支所前バス停290m) |
コースタイム | 325分 |
山で会った人 | 20人くらい |
メンバー | 単独行 |
670m | 中ノ平バス停 | 8:40 | ||
↓ 90分 | 75分 | |||
1160m | 西原峠 | 9:55 | 〜 | 10:05 |
↓ 70分 | 64分 | |||
990m | 笛吹峠 | 11:09 | 〜 | 11:15 |
↓ 20分 | 14分 | |||
1098m | 丸 山 | 11:29 | 〜 | 12:10 |
↓ 40分 | 40分 | |||
1005m | 土俵岳 | 12:50 | 〜 | 13:00 |
↓ 10分 | 10分 | |||
900m | 日原峠 | 13:10 | 〜 | 13:15 |
↓ 80分 | 50分 | |||
400m | 日原バス停 | 14:05 | ||
↓ 15分 | 22分 | |||
290m | 棡原支所前バス停 | 14:27 |
行き
中央線立川駅にて五日市線に乗り換え、武蔵五日市にて下車。
もしくは、立川駅で青梅線に乗り換えて、拝島駅にて五日市線に乗り換える。
武蔵五日市駅より数馬行きのバスに乗り、仲ノ平にて下車。
帰り
棡原支所前から上野原行きのバスに乗る。
問い合わせ | 西日本バス五日市営業所 | http://www.nishitokyo.co.jp |
富士急都留中央バス | TEL0554(22)6600 |
檜原温泉 檜原温泉センター数馬の湯
所在地:東京都西多摩郡檜原村数馬2430
TEL:042−598−6789
駐車場:42台
営業時間:10時〜22時
入浴料:3時間800円
泉質:アルカリ性単純温泉
種類:大浴場、露天風呂
コメント:
評価:
出発
最近、北日本では大雪に見回れて大変そうだが、その雪がいくらかでも関東の山にも降っているのではという期待で、今回は久しぶりの奥多摩に行こうと計画した。そこで計画がありながらずっと放置されていた笹尾根を縦走して三頭山と線でつなごうと、高幡から初めて電車に乗って登山口となる数馬へ向かった。
仲の平バス停〜西原峠
五日市からバスに乗って楢原街道を1時間程走ったら仲の平バス停へと着く。ここから数馬南沢バンガローを過ぎ、犬が吠える民家の隙間を通って行くと西原峠への登山口となる。今日は帰りのバスの時間が気になるので、少しペースを上げて登ってみようとフリースを脱いで気合を入れて登り始める。30分程登ると三頭山の時に降りてきた道に合流し、更に進んでいくと西原峠に到着だ。90分のコースを75分で登ることが出来て、まだまだ捨てたもんじゃないと自分ながら思った。
西原峠〜丸山
西原峠から笹尾根を東へ少し進んでいくとカヤトが広がる展望の良い所に出る。浅間尾根の向こうに御前山が大きく見え、鷹ノ巣山や大岳山、遠くに川苔山が見える。植林帯を尾根沿いに景色を見ながら進んで行くと、いつの間にか笹がタワ峰は通過してしまい、田和峠まで来てしまった。峠には西原峠と書いてあり、これでは混乱する人も出てくるだろう。田和峠は大菩薩連嶺や権現山の向こうに富士山が見ることが出来て、明るく展望の良い峠だ。さらに尾根を進んでいくと日陰に雪が残っている所があり、少しずつ雪山になりつつあるようである。この辺りの登山道は常に左に傾いていて足首が痛くなってくる(非常に水平な道を歩きたくなる)。田和峠から数分進むと上平峠に着き、ここも明るくて気持ちの良い峠だ。上平峠を過ぎたら登山道は左へと下るようになって、小さなアップダウンを繰り返したら、小さく古そうな石標がある笛吹峠に到着した。今まで通過してきた峠とは違って、樹林に囲まれて薄暗い雰囲気となっている。峠から登山道は四方に伸びているが、笹尾根の最高峰である丸山へ進む道を行く。笛吹峠から登り始めると直ぐに山頂への分岐となり、広い山頂の丸山に到着した。
丸山〜棡原バス停
山頂からは奥多摩が木の間越しに見えて、白くなった雲取山や近くに三頭山、遠くには真っ白の金峰山が見える。山頂の三角点に腰を降ろして食事を済ましたら、次の目的地である土俵岳へと向かう。丸山を下って直ぐに小棡峠となり、小さなアップダウンを繰り返して進んでいくうちに土俵岳の山頂となった。名前の割にはパっとしない山で、標識が無いと気づかずに通り過ぎてしまったかも知れないような山頂だ。展望も無いし、ひと休みしたら日原峠へと下っていく。日原峠へは10分で到着し、これで笹尾根を完全制覇したことになるが、あまり感動は無い(だいたい感動して涙が出るような事はやってない)。日原峠からは去年日原から登ったルートを今度は日原へ下っていくが、時間は今のところ予定より30分早いので、のんびり降りていこうと思う。何となく見覚えのある登山道を下って行き、古池に立ち寄って日原まで降りていくと予想以上に早く下ってしまった。日原から一般道をゆっくり歩いて棡原のバス停に予定より50分も早く着いてしまい、工事現場を見ながらバスを待っていた。前回このバス停で待ってるときは、頭痛がひどかった事が思い出される。
反省
今回は雪があるのではという期待を持って重登山靴を履いて山に登ってみたけど、雪は無くて重登山靴が浮いてしまった。歩いている時は足の裏が痛いし、下りはスネが痛い。不愉快な思いまでして重登山靴を履かなくても、中登山靴で快適に登山を楽しんだ方がずっと良いと思うようになった。12本歯のアイゼンを付ける時は重登山靴で、それ以外は中登山靴でこれからは山に登ろうと思う。