黒金山と乾徳山 (三ツ峠山より撮影) |
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山行No | 066 |
山行日 | 1998年11月07日(土) |
天候 | くもり |
気温 | 山頂3℃ |
日ノ出 | 06:07 |
日ノ入 | 16:42 |
最大標高差 | 701m (大平登山口1330m→乾徳山2031m) |
コースタイム | 280分 |
山で会った人 | 15人くらい |
メンバー | 兄 |
1330m | 大平登山口 | 6:29 | ||
↓ 30分 | 26分 | |||
1520m | 道満尾根分岐 | 6:55 | 〜 | 6:58 |
↓ 50分 | 65分 | |||
1850m | 扇 平 | 8:03 | 〜 | 8:15 |
↓ 60分 | 75分 | |||
2031m | 乾徳山 | 9:30 | 〜 | 10:32 |
↓ 90分 | 85分 | |||
1565m | 国師ヶ原 | 11:57 | 〜 | 12:12 |
↓ 20分 | 20分 | |||
1520m | 道満尾根分岐 | 12:32 | ||
↓ 30分 | 25分 | |||
1330m | 大平登山口 | 12:57 |
中央自動車道勝沼ICを降りたら国道20号を大月方面へ。
1キロほど先の柏尾のT字路を左折。
2キロほど先の等々力にて右折して国道411号(大菩薩ライン)と合流します。
塩山駅を過ぎたら国道411号線から外れて、塩山勝沼線にて恵林寺方面へ向かい。
恵林寺を過ぎたら国道140号線と合流し、雁坂トンネル方面へ進みます。
5キロ程進んだら徳和の登山口がありますが、それを過ぎて大平牧場と書かれた看板を農協に沿って
林道を登っていきます。途中からダート道となり、慎重に林道を登っていくと、
左手に大平牧場の建物が見えてきます。その大平牧場から更に悪路を登っていくと、
大平の登山口があります。
大平牧場から先はかなり悪路なので、牧場の人に頼んで車を駐車させてもらった方が無難かも。
大平牧場の先、路肩の広い所に車を止める
大平牧場の駐車場は1日500円。
川浦温泉 山県館 所在地:山梨県東山梨郡三富村川浦1140 TEL:0553−39−2111 駐車場:70台 営業時間:11時〜 入浴料:3時間1500円 泉質:アルカリ性単純温泉 種類:大浴場、露天風呂、 コメント:高級旅館の風呂が利用できる。 中でも渓谷の谷間にある露天風呂はオススメ。 オススメ度: |
笛吹温泉 笛吹の湯 |
出発
前回の磐梯山ではゴアテックスに不良が発生し、衣服を湿らすという問題が発生した(大問題)。一時は買い換えを真剣に考えたが、長い間連れ添ってきたゴアを手放すのに抵抗を感じて、撥水スプレーを掛けて、アイロン掛けをし、一生懸命に再生を計った。そこで天気予報では今週の土曜日は雨なので、その効果を確かめようと山行を計画した(わざわざ雨の日を選ばなくても・・・)。どうせ雨なので展望の悪い山、行った事のある山などを検討し、以前山頂まで行くことが出来なかった乾徳山に決定した。今回の登山口は今度こそ大平牧場からだ。
太平牧場〜扇平〜乾徳山
最近諏訪まで行くことが多くなったので勝沼ICが近く感じられる。きれいになった国道140号線を進み、大平牧場へのデコボコの林道へ入っていく(かなり凸凹)。大平牧場からちょっと上の林道に車を留めて朝まで寝た。日の出前に起床して準備をして大平登山口より出発する。天気の方は雲が多いがまだ雨は降っていない。登山道の脇には石垣がいくつも作られ、昔作業した痕跡が残っている(中途半端な工事)。扇平への分岐から登山道は急登が続くようになり、その急登をひと登りしたら樹林帯を抜けてカヤトが広がる扇平へと着く。ガスが濃くて一面見渡すことは出来ないが、下方には国師ヶ原が広がり気持ちの良い登山道が続いている。扇平から国師ヶ原への分岐を過ぎると樹林帯の中に大きな岩が点在するようになる。岩の間を抜けたり、鎖場があったりと大きな岩を乗り越えると、最後の難関である山頂直下の鎖場が待っていた。毎年遭難が起きているそうだが、それも納得できる難易度に見える。足場が少なくて登るのに手こずったが何とかクリアして乾徳山の山頂に到着だ。
乾徳山〜国師ヶ原〜太平牧場
岩がゴツゴツしている山頂にて食事にする。今日は久しぶりに鍋焼きうどんを作ってみる。食事をしていると周りを覆っていたガスが風に流されて展望が広がる時がある。雪を被っている南アルプスや、金峰山の五丈岩、塩山の街並みの向こうに頭だけ覗かせている富士山など、一瞬ではあるが見渡すことができ、予想外の展望に満足。食事を済まして一息ついたら山頂を後にする。山頂部北側登山道の鉄梯子を降りて、岩場の道を下って行くと国師ヶ原への分岐となる。その分岐からの登山道は国師ヶ原まで一気に急降下するように下っていく。岩混じりの道で歩きにくく足に負担が増してしまう(膝がガクガク)。イヤというほど下ったら国師ヶ原の避難小屋に到着だ。積雪期とは全然違う風景に新鮮な印象を受ける。その小屋で小休止したのち大平牧場へ向かって歩き出す。国師ヶ原のカヤトが広がる伸びやかな登山道を進んでいくと往路に分かれた分岐になり、ここから往路に通った作業道のような登山道を下っていくと大平登山口に到着した。帰りは恵林寺付近のはやぶさ温泉で疲れを癒して帰路についた。
反省
今回の山行の目的であるゴアの試験は、雨が降らなかったので結果は出なかったが、難関の鎖場など変化のある登山道で楽しい山行となった。また念願の山頂に立てたことも嬉しい。さすが日本200名山に選ばれたことだけあると思った。