磐梯山 (猪苗代より撮影)

                       


                          

山行No 065
山行日 1998年10月17日(土)
天候
気温   
日ノ出 05:48
日ノ入 17:04
最大標高差 624m (八方台1194m→磐梯山1818m)
コースタイム 205分
山で会った人 20人くらい
メンバー

1194m 八方台 7:10
↓ 30分 50分
1295m 中ノ湯 8:00 8:07
↓ 60分 103分
1630m 弘法清水小屋 9:50 10:30
↓ 30分 35分
1818m 磐梯山 11:05 11:12
↓ 20分 28分
1630m 弘法清水小屋 11:40 13:40
↓ 40分 75分
1295m 中ノ湯 14:55 15:30
↓ 25分 32分
1194m 八方台 16:02

                       

磐越自動車道磐越河東ICを降りたら猪苗代方面へ。
県道7号線より県道64号線へ左折して、磐梯山ゴールドラインへ入っていく。
ゴールドラインを登っていくと、左側に八方台の大きな駐車場があります。


ゴールドラインは全線舗装済みです。


                    

八方台の駐車場(無料)
50台位駐車可


                               

磐梯山清水平温泉 磐梯温泉保養センタースパアルツおおるり
所在地:福島県耶麻郡磐梯町大字更科字清水平6838−2
TEL:0242−73−5300
駐車場150台
営業時間:10時〜21時
入浴料:1500円
泉質:塩化物温泉
種類:大浴場(ジェットバス、バイブラバス、寝湯、打たせ湯、檜風呂)、露天風呂
コメント:
オススメ度:


                            

出発
 今回は秘湯巡りも兼ねて、東北の名峰"磐梯山"に登ろうと東北自動車道にて会津へ向かった。台風10号の接近で道中は雨となり、明日の登山が心配になってくる。(どうなることやら・・・)

八方台〜磐梯山山頂
登山口となる八方台に3時半頃到着し、天気の事を心配しながら仮眠を取る。朝になっても相変わらず雨は止む気配は無く、決行か中止か悩んだが(真剣に悩みました)、雨は小降りだし折角会津まで来たのだから決行とした。八方台からやや幅の広い落ち葉道をゆっくりと登っていくと、硫黄の臭いがする中ノ湯に着く。中ノ湯からガスの切れ間に磐梯山の爆裂火口が見え、登山意欲が上がってくる。紅葉も綺麗に色づいて目を楽しませてくれるので、雨の中を登っていてもそんなに苦にならずに済む。段々と傾斜も急になり始め、時々爆裂火口壁の上に出ながら徐々に高度を上げていく。弘法清水小屋付近まで登ると登山道は二手に分かれ、ちょっと遠回りだがお花畑コースへ進む。時期的に高山植物は咲いていないけど、樹林帯から抜けた開放感一杯の登山道から天狗岩や火口壁を見渡すことが出来る。ここからひと登りで弘法清水小屋に着き休憩を取る。小屋の人が大変親切で、熱いお茶やコーヒーを入れてくれて寒い外に出るのがイヤになりそうなるが、小屋に重いザックを置かしてもらい、空身で山頂を目指す。岩がゴロゴロとしている登山道を登って行くと祠がある磐梯山の山頂だ。

磐梯山山頂〜八方台
強い風の吹く山頂はガスに巻かれて何も見ることが出来ないので、ひと休みしたら小屋まで引き返す。小屋に戻り食事の用意をしていると、小屋の人が"なめこ汁"を御馳走してくれた。冷えた身体に染み渡る。今日はちょっと芯の残るハヤシライスを食べた。小屋の人にそれを少しお裾分けしたら、コーヒーと梨をまた御馳走してくれて恐縮してしまう。小屋の夫婦は話好きで、話しているうちに時間がどんどん過ぎて、2時間も小屋に居てしまい、雨も止み始めたので小屋を出て下山を開始する。強い風でガスが流されて檜原湖や五色沼が見渡せるようになり、雨空なのに不思議な感じがする。中ノ湯まで下ると雨は止んでしまった。中ノ湯はもう閉鎖となり人は誰もいないので、玄関先で休憩を取らせてもらう。中ノ湯からは緩やかな登山道を紅葉を見ながら八方台まで下って行った。ここから喜多方を通って米沢へ向かい、今日の宿泊場所である五色温泉に19時に到着した。翌日は吾妻磐梯スカイラインにて浄土平へ行き、吾妻小富士に登ってみた。草木の生えない赤茶色の斜面は火山を実感させる。今度は吾妻小富士だけではなく、本峰に登ってみたい。

反省
今回の山行はまた台風に当たってしまい、すっきりしない登山となってしまった。それでも時々視界が開けたので、雨のわりには良かったのかも知れない。また、雨の中でライターが湿って火が付かなくなるアクシデントがあり、今後の対策が必要だ。そしてショックなのは、ゴアテックスに雨が染み込んで衣服を濡らしたことだ。前から気にはしていたが、トドメを刺されたようだ。今までお世話になったが、そろそろ寿命なのかも知れない。ヒマラヤ貯金で買い換えようと思う。