二子山 (志賀坂峠付近より撮影)

                       


                          

山行No 056
山行日 1998年04月29日(土)
天候 晴れ
気温 西岳24℃
日ノ出 04:52
日ノ入 18:26
最大標高差 336m (登山口830m→西岳1166m)
コースタイム 260分
山で会った人 50人くらい
メンバー

830m 登山口 5:10
↓ 60分 64分
1070m 股 峠 6:14 6:25
↓ 30分 40分
1122m 東 岳 7:05 7:25
↓ 30分 29分
1070m 股 峠 7:54 8:00
↓ 30分 40分
1166m 西 岳 8:40 9:25
↓ 50分 55分
1120m 魚尾道峠 10:20 10:27
↓ 60分 48分
830m 登山口 11:15

                       

関越自動車道花園ICを降りたら国道140号線を秩父方面へ。
長瀞を過ぎて荒川を渡ったら左折して県道37号線で小鹿野方面へ進みます。
国道299号線に突き当たったら右折し、志賀坂峠方面へ。
志賀坂トンネルのちょっと手前の坂本にあるヘヤピンカーブの途中に駐車スペースがあります。


                    

坂本のヘヤピンカーブ付近の駐車スペース
10台〜15台


                               

桜山温泉 うしおの湯
群馬県多野郡鬼石町大字浄法寺456−5
TEL:0274−52−6226
駐車場:250台
営業時間:10時〜21時
入浴料:3時間500円
泉質:ナトリウム塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
種類:大浴場(泡風呂、打たせ湯、サウナ)、露天風呂
コメント:、露天風呂は地元で採れる三波石をたくさん使った岩風呂です。
オススメ度:


                            

出発
 先週、本沢温泉に泊まって硫黄岳に登る計画だったけど、天候が悪く中止とした。そこで今回は磐梯山に登ろうと計画していが、テラさんの仕事の都合で急遽二子山に決定した。ここは以前から候補にはなっていたけど、なかなか選考されなかった山で、今回やっと実現することとなった。

登山口〜二子山東岳
 四阿屋山の近所の山なので前回とほぼ同じルートで車を走らせて登山口の脇の広い路側帯に車を止める。そして日の出と共に行動開始。登山口より新緑が広がる登山道を登って行く。去年登った立岩もこの時期に登ったので、あの時と同じような登山に感じる。新緑の登山道を1時間ほど登ったら西岳、東岳を分ける股峠に到着。ここまで急登もなく調子良く登ってきた。股峠から初心者は登れないと言われる東岳へ向う。峠から一登りで岩場へと変わり緊張の登山だ。岩場のピークまで登り切ると前方に東岳が聳えていた。ここから東岳までは岩峰伝いに進んで行く。南側は切れ落ちているので慎重に進んで二子山東岳に到着した。

二子山東岳〜二子山西岳
東岳は小さい山頂で目の前には屏風の様な両神山を正面に展望が広がっている。東岳から見る展望は同じ西上州の鹿岳と良く似ている。東岳にて一休みした後、岩峰を伝って股峠へと戻る。股峠から今度は西岳を目指して登りだす。西岳へのルートは直登を避け北面を巻くように山頂を目指す。樹林帯の中の巻き道を進んで行くと岩場にぶつかり西岳の山頂目指して岩をよじ登っていく。岩には鎖が無く、ホールドを掴み登っていくと二子山西岳山頂に到着した。

二子山西岳から登山口
東岳よりちょっと広い山頂にて昼食にする。山頂は南側が切れ落ちているのでちょっと怖い昼食だ。食事を済ましたら下山を開始する。下山道は西岳の岩峰を伝って魚尾道峠へ向うが、このルートが一番緊張した。南側は切れ落ちているし、鎖は無いし、これで風が強かったら無事降りられたか自信がない。降りながら正面に叶山が見えてくる。すっかり削り取られた山様は異様だ。膝をぶつけながら何とか岩峰を通過し、二子山唯一の鎖場を下ったら魚尾道峠だ。この峠からは普通の登山道で下っていく。途中、送電線が建っている所から振り返ると二子山の全体が見える。あの山の頂上に居たなんて実感が湧かない。ここから少し下ったら一般道に出て車の止まっている所まで歩いていった。駐車場にはたくさんの車が止まっていて、今日は二子山の山開きのお祭りがあるそうだ。帰りは秩父に寄って食事と買い物をして帰路についた。
反省
今回の山行は久しぶりの岩登りの登山となった。予想以上に岩場がきつく、さすが二子山といった感じだ。でもいつかはセメント会社の餌食にされてしまう二子山だが、どうかこのまま残してほしい。明日からは我が家の引っ越しで忙しくなりそうだ。

二子山からの展望写真