(左) 百蔵山 (右) 扇山 (猿橋付近にて撮影) |
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山行No | 054 |
山行日 | 1998年03月28日(土) |
天候 | 晴れ |
気温 | 扇山22℃ |
日ノ出 | 05:34 |
日ノ入 | 17:59 |
最大標高差 | 818m (扇山1138m→猿橋駅320m) |
コースタイム | 315分 |
山で会った人 | 30人くらい |
メンバー | 単独行 |
570m | 浅川バス停 | 8:50 | ||
↓ 45分 | 41分 | |||
867m | 浅川峠 | 9:31 | 〜 | 9:35 |
↓ 50分 | 60分 | |||
1138m | 扇 山 | 10:35 | 〜 | 11:10 |
↓ 90分 | 69分 | |||
849m | コタラ山 | 12:19 | 〜 | 12:25 |
↓ 30分 | 31分 | |||
1003m | 百蔵山 | 12:56 | 〜 | 13:12 |
↓ 65分 | 37分 | |||
580m | 山の神 | 13:49 | 〜 | 13:52 |
↓ 35分 | 47分 | |||
320m | 猿橋駅 | 14:39 |
中央本線猿橋駅下車。
猿橋駅にて浅川行きのバスに乗り、終点の浅川で下車。
浅川行きのバスは運行数が少ないので注意。
問い合わせ 富士急都留中央バス TEL0554(22)6600
総合グラウンドの駐車場
周辺に日帰り温泉施設が見当たりません。
出発
前回の山行(四阿屋山)は登山時間が短かったので、今回はがんばろうと思って自称大月三山の扇山と百蔵山の2つをいっぺんに登ってしまおうと猿橋駅よりバスに乗って登山口である浅川に向った。もしこの山行が楽勝だったら、この夏に計画している北八ケ岳の工程もうまくいくだろう。
浅川峠〜扇山
浅川にてバスを降りて、去年に権現山を登った時と同じルートを浅川峠まで進んで行く。林道から登山道に入って手袋をしようとしたが、無い!片方を何処かに落としてしまったらしい。今迄苦労を共にしてきた手袋だったのに…。浅川峠に近づくと権現山が見えてきた。そして浅川峠に着くと今回は権現山と反対方向の扇山へ向う。しばらく平坦な道が続いたが徐々に勾配がきつくなってくる。木々の向こうに富士山が見え隠れし、扇山は秀麗富岳12景の1つなので早く山頂に立ちたいと気がはやる。山頂までの急登を登りきると広い伸びやかな扇山の山頂に犬が出迎えてくれた。
扇山〜百蔵山
さすが人気の山だけに人が多い。富士山にカメラを向けている人もいたが、さっきまで見えていた富士山は雲に隠れて、丹沢方面もガスがかかって見えない。広い山頂で食事にしようとお湯を沸かしていると、沸騰しないうちにガスが無くなって火が消えてしまった。とんだ大失敗だ。生温いお湯できつねうどんを作ってみるが、うまく麺が戻らずにボロボロに千切れた麺と生温い汁の最低の食事を済まして第2の山の百蔵山へ向う。山頂付近は防火帯のような広くて明るい稜線となっている。いつも下界から見ていた扇山がこんな風になっていたとは意外だ。その気持ちの良い登山道が終わると急な下りが始まる。膝がガクガクしてきてストックを使って鞍部まで下ってきた。鞍部は平坦な道が多くとても歩きやすい。前方にはこれから登る百蔵山が「ここまで来てみろ」とばかりに立ちはだかっている。この辺りは桧の植林地帯で、花粉症の人にはたまらないだろう。段々と傾斜もきつくなり始め、ベンチの置いてあるコタラ山の南面に到着。木が刈り取られ展望が良くなっており、さっき登った扇山とこれから登る百蔵山も見える。コタラ山からはいよいよ急登が続き、気温もだいぶ上がり汗が噴き出してくる。靴擦れもしてきて非常につらい。そしてやっと百蔵山の山頂に到着した。
百蔵山〜猿橋駅
1月にここに来た時は雪で一面埋もれていたけど、もうすっかり春山となっていた。山頂にて一休みした後、前回登ってきた道を下りに使う。足の裏の靴タコが痛くなってきて下りがいつもよりも苦痛に感じる。前回登った時を思い出しながら山の神を奉る神社まで下ってきた。ここからは一般道を歩いて駅へと向う。一般道でストックを使う訳にもいかず、痛い足を引きずりながら朝バスに乗った猿橋駅に到着した。汗をかいたので電車に乗っている時は匂いがしないようにジッとしていた。
反省
今回の山行では最近鈍ってきた自分を見詰め直し、夏の北八ケ岳の計画を進めようと思っていたが、予想以上に歩けなくなっていた。今回のコースを無難にこなして自信を付けようと思っていたが、逆に自信がなくなってしまった。靴擦れとタコが痛くなり、靴との相性も悪い。やはり夏山用の軽登山靴が必要なのか。しかし今回だけの山行だけで自信を無くしてはいけない。次回は靴擦れとタコの対策をしっかりとして、チャレンジしていこう。