百蔵山 (猿橋付近にて撮影) |
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山行No | 048 |
山行日 | 1998年01月10日(土) |
天候 | 晴れ |
気温 | |
日ノ出 | 6:51 |
日ノ入 | 16:46 |
最大標高差 | 683m (猿橋駅320m→百蔵山1003m) |
コースタイム | 200分 |
山で会った人 | 4人 |
メンバー | 単独行 |
320m | 猿橋駅 | 6:20 | ||
↓ 60分 | 30分 | |||
580m | 山の神 | 6:50 | ||
↓ 80分 | 82分 | |||
1003m | 百蔵山 | 8:12 | 〜 | 9:05 |
↓ 60分 | 40分 | |||
580m | 林業センター | 9:45 | 〜 | 9:53 |
↓ 50分 | 30分 | |||
320 | 猿橋駅 | 10:23 |
中央本線猿橋駅下車。
問い合わせ | JR東日本 | http://www.jreast.co.jp |
総合グラウンドの駐車場
周辺に日帰り温泉施設は見当たりません。
出発
東京に2年ぶりの大雪が降った。あちらこちらで大騒ぎの中、雪山に登れると一人で喜んでいた。しかし単独行の不安さから、どの山に登ろうかとあれこれ悩んだ。悩んだ末、大月の百蔵山に登ろうと決定した。あいにく重登山靴は修理に出してまったので軽登山靴での登山となる。だけどウェアーは上下ゴアで完璧だ。
猿橋駅〜百蔵山
とりあえず家の玄関先ですっ転び、いつもの大月行きの電車に乗り込む。薄暗い景色の中に雪が積もっているのが見える。猿橋駅に着いて登山口まで日の出前の道を歩いている途中、四駆の車が止まり、中のおじさんが登山口まで乗せていってくれるという。有り難く乗せてもらうことにした(素晴らしき山仲間)。市営グラウンドを過ぎ、車で行ける所まで行って降ろしてくれた(ありがとうございました)。車を降りてから早速アイゼンを着ける。久々のアイゼンがなんだか嬉しい。山の神を奉る神社でお参りして後、山道に入っていく。昨日登った人がトレースを付けているので迷うことなく歩ける。新しいウェアーを買って初めての本格的登山だけに服の調整が判らずに歩いていると暑くて汗が湧き出てきた。中のフリースを脱いで温度調整をする(これじゃ暑い)。登山道を登っていくと大きな富士山が見えてきた。さすが秀嶺富岳十二景の百蔵山だけあって奇麗に富士山が見える。尾根の分岐点に着いてしばらくすると、車に乗せてくれたおじさんが追いついた。そこから二人で山頂を目指す。尾根の雪は新雪のように足が埋まるので少々歩き難い。ゆっくり登りたかったけど後ろからおじさんが付いてくるので休むことなく山頂を目指した。そして雪で真っ白の百蔵山山頂に到着した。
百蔵山〜猿橋駅
広い山頂は南面が開けている。北側も少々樹が邪魔するが見ることができるが、これといった山は見えないので南側の山ばかり見ていた。雪の少ない場所を探して食事の用意をする。今日はチャンコうどん。寒い冬山で食べると美味しさが増してくる。食事を済まして写真を撮る。1本目のフィルムが終わり2本目を入れようとしたら、替えのフィルムが無い!がっかりだ。写真が撮れないので下山する(写真だけが目的というわけではないけど・・)。往路とは違う下山ルートはかなりの急坂でロープに捉まりながらの急降下となった。アイゼンに雪がくっつきイライラしてくる(フィルムも無いし)。急坂も終わり誰の足跡も付いていないルートを気持ち良く降りていくとキャンプ場に出た。ここからの車道には雪が無いのでアイゼンを外して猿橋の駅に向う。一般道に出ると路面が凍結して山道よりも歩くのが怖く、凍結した下り坂をへっぴり腰になりながら猿橋の駅に到着した。
反省
今年一発目の今回の山行はちょっと登山時間が短かく、もうちょっと雪山を楽しみたかった。あの雪が凍ってくれれば更に良いので、これからの登山が楽しみだ。やっぱり雪山はいいもんだ。