谷川岳 (天神平より撮影) |
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山行No | 044 |
山行日 | 1997年10月11日(土) |
天候 | 晴れ後雨 |
気温 | 谷川岳6℃ |
日ノ出 | 05:44 |
日ノ入 | 17:12 |
最大標高差 | 653m (谷川岳1963m→天神平1310m) |
コースタイム | 245分 |
山で会った人 | 多数 |
メンバー | 兄 |
1502m | 天神山 | 6:42 | ||
↓ 40分 | ||||
1460m | いわお新道分岐 | 7:23 | 〜 | 7:35 |
↓ 90分 | ||||
1963m | トマの耳 | 9:20 | 〜 | 10:37 |
↓ 55分 | ||||
1460m | いわお新道分岐 | 11:37 | ||
↓ 40分 | ||||
1310m | 天神平 | 12:27 |
関越自動車道水上ICを降りたら国道291号線を北上し、
天神平スキー場への案内看板に従って進む。
水上温泉を過ぎ、土合駅を越したら、やがて谷川岳ロープウェイ前の駐車場に着きます。
谷川岳ロープウェイ駐車場
(有料)1日1000円
夜中に到着したら、朝方におじさんが駐車料金の集金に来ます。
11月になって、天神平スキー場がオープンしたら、
駐車場はすぐに一杯になってしまうので、早目に到着した方が無難。
谷川温泉 湯テルメ・谷川
所在地:群馬県利根郡水上町谷川514−12
TEL0278−72−2619
駐車場:40台
営業時間:9時〜20時30分
入浴料:2時間500円
泉質:アルカリ性単純温泉
カルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物温泉
単純温泉
種類:大浴場、露天風呂
コメント:
オススメ度:
出発前
いよいよ夏も終わり紅葉の季節がやって来ました。そこで雪が降る前に登ってみたいと魔の山として有名な谷川岳へ向かった。登山口となるロープウェイ乗り場前の駐車場に2時に到着。今回は寝坊をしないように目覚し時計を持ってきたので、寝坊することは無いだろう。(もっと早くから目覚まし用意しとけば良かった・・・)
天神平〜熊穴沢避難小屋
6時からロープウェイが運行され、多くの人達と天神平まで一気に移動する。天神平に着くと朝日を浴びる谷川岳が聳えているのが見える。初めて間近で見る谷川岳は写真以上の迫力だ。天神平からリフトに乗り継いで天神山へ。リフトを降りたら登山開始だ。谷川連峰を見ながら真っ赤に色付いたナナカマドの生い茂る登山道を進んで行く。やはり日本百名山らしく登山道には多くの登山者がいてちょっと歩きずらい。紅葉の中を進んで行くとイワオ新道と合わさる熊穴沢非難小屋に着いた。
熊穴沢避難小屋〜トマの耳
小屋には沢山の人が休憩をしている。小屋から先へ進むと段々と登山道は岩でゴツゴツとしてきて、その岩の登山道を登っていると、雲行きが怪しくなってきた。雲がジワジワと山頂を覆い始めると、そのうちに視界も徐々に閉ざされ風も出てきた。さすが悪天候の山「谷川岳」だ。熊穴沢の頭に着く頃には雨が降り出してしまった。熊穴沢の頭でゴアを装備して先へ進む。風が強く吹く中、山頂への急登をゆっくりと登って行くと小説によく出る肩の小屋に着いた。この小屋にも雨を避けて沢山の人が詰まっていた。この小屋からひと登りで谷川岳のトマの耳に到着だ。
トマの耳〜天神平
人気がある山だけに狭い岩場の山頂には凄い人の数で、写真を撮るのにひと苦労だ。山頂にて昼食にしようと思っていたが、雨と風で寒くなり肩の小屋まで降りることにした。隣のオキの耳までは次回に取っておこう。肩の小屋にはズブ濡れになった登山者に溢れ、中へは入れそうもないが、何とか風を避けられる建物の陰で食事にした。熱いカップヌードルが冷えた身体を暖めてくれる。食事を済まして一息つく。しかしジっとしているとまた寒くなるので早々に下山を始める。少し降りると徐々に風と雨が止んでくる。滑りやすく狭い登山道を登りと下りで交互に降りるので渋滞が起きてスムーズに降りられない。ようやく熊穴沢非難小屋まで降りたきた頃には雨が止んできた。復路は天神山には登らず天神平への直接ルートで紅葉を見ながら進んで行った。天神平は今までの天候が嘘のような楽園だった。お花畑が広がり長閑な風景で、きれいな格好をしている観光客の中で浮いた存在となった。ロープウェイで観光客の中を土合口まで小さくなって降りて行った。帰りの温泉は「うのせ温泉」の奥利根館によって風呂に浸かった。冷えた身体に熱い温泉がジンジンと感じ、気持ちの良い入浴となった。
下山後
今回の山行は谷川岳らしい天候の厳しさを味わった。厳しい山の割に軽装備の登山者が目立ったような気がする。ロープウェイで気軽に登れてしまうからだろう。また高尾山並みの登山者の数で正直言ってウンザリした。紅葉の時期に行ったのが間違いだったのかも知れない。今回はオキの耳まで行っていないので、もう一度人の少ない時期に谷川岳に登ってみたい。