表妙義山 (荒船山より撮影) |
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山行No | 025 |
山行日 | 1996年12月21日(土) |
天候 | 晴れ |
気温 | 妙義神社2℃ 相馬岳4℃ |
日ノ出 | 06:46 |
日ノ入 | 16:31 |
最大標高差 | 714m (妙義神社490m→相馬岳1104m) |
コースタイム | 280分 |
山で会った人 | 1人 |
メンバー | 兄・テラさん |
490m | 妙義神社 | 7:50 | |||
↓ 40分 | 80分 | 道に間違えて50分のロス | |||
740m | 大の字岩峰 | 9:10 | 〜 | 9:15 | |
↓ 20分 | 15分 | ||||
780m | 辻 | 9:30 | |||
↓ 50分 | 50分 | ||||
980m | 白雲山 | 10:20 | 〜 | 10:40 | |
↓ 15分 | 25分 | ||||
1010m | 大のぞき | 11:05 | 〜 | 11:15 | |
↓ 40分 | 30分 | ||||
1000m | 大天狗 | 11:45 | 〜 | 11:50 | |
↓ 10分 | 20分 | ||||
1010m | タルワキ沢のコル | 12:10 | 〜 | 12:15 | |
↓ 20分 | 20分 | ||||
1104m | 相馬岳 | 12:35 | 〜 | 13:30 | |
↓ 15分 | 15分 | ||||
1010m | タルワキ沢のコル | 13:45 | 〜 | 13:50 | |
↓ 30分 | 45分 | ||||
620m | 中間道分岐 | 14:35 | |||
↓ 5分 | 5分 | ||||
710m | 第2見晴台 | 14:40 | 〜 | 14:53 | |
↓ 20分 | 17分 | ||||
第1見晴台 | 15:10 | 〜 | 15:15 | ||
↓ 15分 | 15分 | ||||
妙義神社 | 15:30 | ||||
上信越自動車道松井田妙義ICを降りて最初のT字路を左折し、
約1キロ先のT字路を右折する。
しばらくすると、妙義神社の入口があります。
妙義神社付近に駐車場があります。
約50台駐車可(無料)
藤岡温泉 藤岡温泉センター あずさの湯 群馬県藤岡市上日野字細谷戸618−2 駐車場:100台 営業時間10時〜18時 入浴料:3時間500円 泉質:アルカリ性単純温泉 種類:大浴場(岩風呂、檜風呂、サウナ) コメント:風呂の他に温泉プールもあります。 オススメ度: |
出発
今回は久しぶりに3人で登山となり、以前から計画にあった妙義山に登ろうと上信越自動車道にて登山口となる妙義神社へ向かった。高速道を降りると目の前には荒々しい山容の妙義山が聳え立ち、間近で見ると少々ビビッてしまう。
妙義神社〜天狗岳
7:00に妙義神社の駐車場から出発して道を登っていくと、神社の倉庫のような所から道が分からなくなってしまった。どうも道を間違えたらしいので妙義神社まで引き返し、神社にて道中の安全祈願をしてから50分の時間ロスで再び出発した。やや薄暗い山道を登っていくと大きな「大」の字が置かれている大の字岩峰に出る。そこからは榛名山や赤城山などがきれいに見え、今日は天気が良いので展望に期待出来そうだ。大の字からはいよいよ上級者コースとなり、道は険しくなってくる。鎖の無い大きな岩をいくつか乗り越えて進んでいくと辻に到着。ここから30mの鎖場があり、1人ずつ鎖をよじ登って尾根へ出ると、目の前に真っ白の浅間山が飛び込んできた。そしてきれいな展望が広がり、しばらく山座同定に話しが膨らむ。名残惜しいが次の目的地である天狗岳に向かうと、今回最大の難所となった岩のトラバースが始まる。恐る恐る岩を慎重にトラバースしていき、何とか無事にクリアして「大のぞき」と呼ばれる地点に到着。目の前には断崖絶壁の天狗が聳え、あそこまでどうやって行くのか不安にもなる。今自分が立っている所も天狗岳から見ると凄い所に見えるのだろう。大のぞきからは足場が少ない滑り台のようになっている岩場を30mの鎖で下降し、キレットから登り返すと天狗岳のピークに到着。
天狗岳〜相馬岳〜妙義神社
天狗岳から先へ進むルートが分からず、もしかしてこの断崖を降りていくかも知れないと頭をよぎったが、正規ルートを発見できて胸を撫で下ろした。岩場を降りてタルワキ沢のコルから急坂を登り返すと妙義山の最高地点である相馬岳に到着した。山頂は予想外に広く、誰もいない山頂で浅間山を見ながら昼食にした。山頂には木が所々生えているので360度を見渡すことは出来ないが、金鶏山の向こうに荒船山が横たわっているのが見える。ギザギザした山容の山が多い西上州で、あの荒船山の空母のような山容は異様だ。食事を済ますとタルワキ沢のコルまで戻って、相馬岳と天狗岳の隙間を降りていく。途中の大滝にて鎖場を通過すると関東ふれあいの道となっている中間道に合流した。歩きやすい道を進んで第2展望台、第1展望台と休憩しながら出発地点である妙義神社まで戻ってきた。
下山後
今回の山行は両神山以来の岩山の登山となった。両神山と違う点は鎖場の数が少ないことだが、両神山より容易という訳ではなく、鎖のない岩場を3点確保しながら乗り越えなくてはならないので、難易度では上という箇所もある。一般登山者は入山禁止となっているのも頷ける。今回は妙義山の半分しか踏破していないので、残りの半分もいつかは踏破してみたい