小金沢山 (石丸峠より撮影) |
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山行No | 022 |
山行日 | 1996年11月16日(土) |
天候 | 晴れ |
気温 | 大菩薩嶺−5℃ 小金沢山15℃ |
日ノ出 | 06:17 |
日ノ入 | 16:34 |
最大標高差 | 494m (小金沢山2014m→大菩薩館1520m) |
コースタイム | 360分 |
山で会った人 | 20人くらい |
メンバー | 単独行 |
1720m | 福ちゃん荘 | 6:40 | ||
↓ 5分 | 5分 | |||
1710m | 富士見荘 | 6:45 | ||
↓ 45分 | 33分 | |||
1897m | 大菩薩峠 | 7:18 | 〜 | 7:25 |
↓ 20分 | 15分 | |||
1980m | 熊沢山 | 7:40 | ||
↓ 10分 | 12分 | |||
1957m | 石丸峠 | 7:52 | 〜 | 7:57 |
↓ 20分 | 18分 | |||
1870m | 狼 平 | 8:15 | 〜 | 8:20 |
↓5分 | 5分 | |||
天狗棚山 | 8:25 | 〜 | 8:28 | |
↓ 45分 | 42分 | |||
2014m | 小金沢山 | 9:10 | 〜 | 9:25 |
↓ 35分 | 23分 | |||
1994m | 牛奥ノ雁ヶ腹摺山 | 9:58 | 〜 | 10:50 |
↓ 40分 | 38分 | |||
2014m | 小金沢山 | 11:28 | 〜 | 11:40 |
↓ 35分 | 33分 | |||
1870m | 狼 平 | 12:13 | ||
↓ 50分 | 18分 | |||
1957m | 石丸峠 | 12:31 | 〜 | 12:38 |
↓ 70分 | 49分 | |||
1520m | 大菩薩館 | 13:27 | ||
↓ 10分 | 8分 | |||
1530m | 上日川峠 | 13:35 |
中央自動車道勝沼ICを降りたら国道20号を大月方面へ
1キロほど先の柏尾のT字路を左折。
等々力の交差点を右折すると国道411号(大菩薩ライン)と合流し、塩山市街を抜けてひたすらに北上して行きます。
いくつものヘヤピンカーブを越え、裂石温泉の手前の大菩薩峠登山口を右折したら、上日川峠への林道になります。
舗装されていますが道幅が狭くカーブも多いので、対向車に気をつけて林道を登って行きましょう。
登り坂が終わって道が緩やかになり、左手に小屋が見えたら上日川峠になります
上日川峠までは全て舗装済み。
上日川峠の駐車場
約50台駐車可
勝沼温泉ぶどうの国健康福祉センター 山梨県東山梨郡勝沼町休息1867−2 TEL:0553−44−1329 駐車場:150台 営業時間:9時〜17時 入浴料:500円 泉質:単純温泉 種類:大浴場、超音波風呂、バイブラバス、サウナ コメント: オススメ度: |
上日川峠〜大菩薩峠
今回は大菩薩連嶺縦走計画の一環として、大菩薩峠から小金沢山を通って牛奥ノ雁ヶ原摺山までの線をつなげようと思う。前日23時に家を出発し、甲州街道を通って上日川峠に着いたのが1:30頃。夜明けまで寝袋に入っていると、夜中は凍死しそうな寒さで山の厳しさを実感する。夜が明けると良い天気になっていたけど冷え込みは厳しく、山はすでに冬になったようだ。寒いので着替えに時間が掛かったし、福ちゃん荘までは2度も歩いているで今回はズルをして、福ちゃん荘まで車で移動した。福ちゃん荘から5分程で富士見山荘に着き、名前の通り大きな富士山が望める。勝緑荘から山道となり、幅の広い道を30分程登っていくと大菩薩峠に到着。
大菩薩峠〜牛奥ノ雁ヶ原摺山
正面には南アルプスが連なり、とても景色が良いが、風がとても強くて寒さが堪える。温度計を見ると−5℃まで下がっており、予想以上に冬が来るのが早かったみたいだ。大菩薩峠から熊沢山に登って石丸峠へ下ると、ここから先は自分にとって未踏の領域だ。石丸峠から天狗棚山に登って山頂に立つと奥多摩の山々がズラリと見渡せ、遠くには筑波山が見えている。久しぶりに奥多摩を目の前にして懐かしくなった。天狗棚山を下ると草原の広がる狼平となり、この先は暗い森と腰まで伸びた熊笹のヤブが続く。目印のリボンを捜しながらの登山となり、何度も道に迷いそうになりながら、小金沢山に到着。小金沢山の山頂は東面が開けていて、奥多摩の山々が見渡せる。山頂にて小休止したら、また薄暗い熊笹の道を20分程進んでいくと、最終目的地である牛奥ノ雁ヶ原摺山に到着。これで湯ノ沢峠から落合までつながったことになる。
牛奥ノ雁ヶ原摺山〜大菩薩峠
前回はここで昼食にして、虫が多くてゆっくり食事が出来なかったけど、今回は富士山を正面にゆっくり食事が出来た。昼食を済まして小金沢山まで引き返して行く途中で、倒木を越える時に足を引っかけて転倒してしまい、膝を強打してしまった(けっこう痛かった)。しばらくその場で痛みが消えるのを待ってから再び歩き出した。それにしてもこの辺りはあまり人が歩かない為か、熊笹が伸び放題になり、下が見えずに何度も転倒しながら小金沢山を通過して、石丸峠まで戻ってきた。峠には自転車隊が集まっていて、これから牛ノ寝通りを行くそうだ(気持ちよさそう)。石丸峠からは去年歩いた道を下っていく。去年はスウェットの上下だったが、1年でずいぶん装備が充実してきたと思う(道具だけは一人前)。でもその分ザックが重くなってしまった。去年は2時間かけて降りてきた道を今回は1時間でたくさんの人で賑わっている上日川峠に到着した。今日は久しぶりに笛吹川 温泉に寄ってみたが、露天風呂が冷たくて寒い思いをした。もうこの温泉には行くことはないだろう。
下山後
今回の山行は久しぶりに6時間以上のコースを歩いてみた。最近めっきり疲れやすくなっていたので、歩き通せるか不安だったが、気温が低いのが合っているのか意外に身体が動いてくれた。やはり山は寒くなくっちゃ。そして今回はなるべく時計を見ないようにしたのも良かったのようだ。次回はついに大菩薩連嶺制覇となるかも知れない。