生藤山 (石老山より撮影)

                       


                          

山行No 015
山行日 1996年06月29日(土)
天候 くもり
気温 生藤山16℃ 
日ノ出 04:26
日ノ入 19:00
最大標高差 689m (鎌沢300m→茅丸1019m)
コースタイム 290分
山で会った人 8人
メンバー 単独行

400m 鎌沢P 4:20
↓ 40分 60分
780m 佐野川峠 5:20
↓ 35分 42分
960m 三国山 6:02 6:03
↓ 10分 7分
990m 生藤山 6:10 6:30
↓ 10分 10分
1019m 茅 丸 6:40
↓ 30分 15分
1003m 連行峰 6:55
↓ 60分 50分
867m 醍醐丸 7:45 7:55
↓ 10分
740m 醍醐峠 25分
↓ 20分
690m 和田峠 8:20 8:25
↓ 75分 80分
400m 鎌沢P 9:45

                       

中央自動車道相模湖ICを降りた最初のT字路を右折し、国道20号線にて大月方面へ進む。
約1・5キロ程進んだら藤野町役場があり、その先の役場前を右折し、JRと中央自動車道をトンネルで潜る。
そのまま陣馬高原方面へ道なりに進み、鎌沢入口を左折してちょっと行った右側に駐車場があります。


                    

鎌沢に4〜5台分の駐車場があります


                               

藤野温泉 五感の里・薬師の湯
所在地:神奈川県津久井郡藤野町牧野4750
TEL:0426−89−3200
駐車場:100台
営業時間:10時〜21時
入浴料:3時間1000円
泉質:ナトリウム、カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉
種類:大浴場、露天風呂、ハーブ風呂
コメント:
オススメ度:


                            

出発
今回の山行は初めて1人で車にて登山口に行った。少々不安でもあったが、車だとバスの時間をあまり気にしなくても良いし、帰りの電車の混雑を避けることができるのが何よりも便利だ。

登山口〜三国山
AM3:00に自宅を出発して暗い陣馬街道を走って行き、何度も戸惑いながらも鎌沢の駐車場にAM4:20に着いた。辺りはもう明るいのでザックを背負って出発する。林道でも歩き出しには結構辛く感じられ、早くも汗が溢れてくる。林道の先に鎌沢休憩所があり、展望は良さそうだけど、今日は空一面が雲に覆われて真っ白になっているので、近くの山もはっきり見えない。暑いし、汗が出るし、ガスっているし、夏は登山向きではなさそうだ。休憩所のちょっと先が登山口となり、薄暗い登山道を登っていくと佐野川峠に到着。この辺から山道らしい登山道になり、展望も良さそうだ。それにしてもクモの巣が至る所に張ってあり、とても気持ちが悪く、歩き難い。しばらく登っていくと甘草水広場があり、そこのベンチで小休止。暑くて汗が止まらないが、ひと休みしてひと息ついたら、三国山に向かって歩き出す。周りが真っ白の登山道を登っていくと山頂への分岐となり、そして展望が良さそうな三国山の山頂に到着した。

三国山〜茅丸
ガスが無ければ気持ちが良かっただろう。真っ白な展望にガッカリしていると、ブーンと凄い羽音がしてきた。見るとデカイ蜂が私の周りをグルグル飛んでいる。スズメ蜂だ!早々に山頂を退散する羽目になった(泣き面にハチ)。岩が少々露出している道を登ると、ベンチの置かれた生藤山の山頂に到着した。ここも展望が良さそうだ。ここで食事にしようと思っていたけど、あまりお腹が空いていないので次の目的地の茅丸へ向かう。山頂から急な坂を下って10分程進んでいくと、今回のコースの最高地点である茅丸に着く。

茅丸〜鎌沢
山頂は狭く、木々に周りを囲まれているので写真を撮ったら直ぐに茅丸を後にして今度は連行峰へ向かう。自宅(南平)から良く見えた茅丸から連行峰への稜線だけど、周りは真っ白で方向感覚が掴めずにイマイチ実感が湧いてこない。訳が分からず連行峰の山頂に着くと、サっと小動物が逃げていった。連行峰から少しずつ高度を下げながら次の目的地の醍醐丸へと向かう。何となく薄暗い道を進んで行き、50分程で八王子市の最高地点である醍醐丸に到着。山頂は細長く、ベンチはあるが相変わらず展望は無い。ここで戸倉三山への道が分かれている。醍醐丸を後にして和田峠へ向かう。醍醐峠と高岩山は気がつかないうちに通過してしまい、和田峠に着いてしまった。
ここから長い長い車道歩きが始まる。車で来ると駐車場まで行かないとならないのが唯一の欠点だろう。何台かの車が通り過ぎるたびに、乗せてもらおうと思いながら、約1時間半も車道を歩いて、やっと鎌沢の駐車場に到着した。だけどここまで来ればこっ ちのもの。車は本当に便利な乗り物だ。
 
下山後
今回の山行は直前になって計画したので、時間などの計画がいい加減になってしまった。山に慣れてきたので少々甘く見ていたのかも知れない。多いに反省しなければならない。この季節は展望を得ることが難しいので、また季節が良くなったらもう一度この山を登ってみたい。また夜中に山の中の駐車場を捜すのは難しいので、今度からはナビゲーションを付けようと思う。

生藤山からの展望写真