両神山 (二子山より撮影) |
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山行No | 012 |
山行日 | 1996年05月03日(金) |
天候 | 晴れ |
気温 | 八丁峠10℃ 両神山17℃ |
日ノ出 | |
日ノ入 | |
最大標高差 | 563m (上落合橋1160m→両神山1723m) |
コースタイム | 300分 |
山で会った人 | 多数 |
メンバー | 兄・テラさん |
1160m | 上落合橋 | 5:35 | ||
↓ 60分 | 60分 | |||
1480m | 八丁峠 | 6:35 | 〜 | 7:00 |
↓ 50分 | 85分 | |||
1613m | 西 岳 | 8:25 | 〜 | 8:30 |
↓ 50分 | 50分 | |||
1660m | 東 岳 | 9:20 | 〜 | 11:30 |
↓ 15分 | 15分 | |||
1690m | 前東岳 | 11:45 | ||
↓ 25分 | 20分 | |||
1723m | 両神山 | 12:05 | 〜 | 12:20 |
↓ 10分 | 10分 | |||
1690m | 下り分岐 | 12:30 | ||
↓ 90分 | 110分 | |||
1160m | 上落合橋 | 14:20 |
関越自動車道花園ICを降りたら国道140号線を秩父方面へ。
長瀞を過ぎて荒川を渡ったら左折して県道37号線で小鹿野方面へ進む。
国道299号線に突き当たったら右折し、志賀坂峠方面へ。
志賀坂トンネルの手前を左折して金山志賀坂林道へ入っていく。
八丁トンネルを潜ると駐車場がある上落合橋はもうすぐです。
上落合橋と落合橋との間に駐車スペースがあります。
奥秩父大滝温泉遊湯館 |
出発〜八丁峠
今回は百名山の一つである両神山を目指す。3:30秩父駅にて初めて参加する寺澤氏と待ち合わせ、5:10登山口となる上落合橋の駐車場に到着した。車で登山口まで行けるのは本当に楽なもんだ。八丁尾根コースにて山頂へ向かうが、このコースは鎖場の連続で中級クラス以上となっているので少々不安でもある(自分は中級か?)。寺澤氏は今日が初めての山行なのに、いきなりこんな山に連れてきてしまったけど、彼なら問題ないだろう。道路脇の登山口から山道を登ってしばらくすると何やらお花畑のような所があるが、花は咲いていないので何の植物かは分からない。尾根に出てから少し傾斜がきつくなり、登山口から1時間で八丁峠に着いた。
八丁峠〜東岳
峠のベンチにて軽い朝食をとる。この峠から展望が広がっているが、地理を把握していないので見える山が何という山かは残念ながら判らない。さて、この峠からが正念場だ。岩場と鎖場の連続で行蔵峠を過ぎ、細長いピークの西岳に到着した。岩の上に立つと凄い高度感だ。ここで小休止してから谷を隔てた向こう側に見える東岳を目指して歩き始める。まず西岳を鎖で降りて、そして最大の難関であろう東岳の鎖場をよじ登る。鎖が無いと登れないような岩場を進み東岳に到着した。
東岳〜両神山
山頂は広くないがベンチもあって展望も良い。今日は天気が良いので八ヶ岳がよく見える。うっすらと浅間山までも見えた。この東岳山頂にて昼食にする。飯盒でご飯を炊き、カレーと漬け物の他、豪華な昼食で、テーブルが食材で一杯になってしまった。次々と登山者が登ってきて山頂はあっという間に渋滞してしまった。2時間程豪華な食事を楽しみながら東岳で過ごすと、今度は下って前東岳へ。前東岳からは岩があまりない登山道を登っていくと、小さな祠のある両神山の山頂にやっと到着した。山頂はゴールデンウィークの為か人が一杯で、すれ違うのもやっとのくらい混雑していた。やはり百名山ともなるとこれだけの人が集まるのだろう。山頂からほぼ360度の展望が広がっているが、これだけの人の中でゆっくりも出来ないので早々に下山を開始する。
両神山〜
両神神社を過ぎて5分もすると落合橋への分岐がある。そのルートは迷いやすい道なのでロープで注意を促している。熊にも用心して予備の鈴を付けたら慎重に降りだす。ジメっとした林の中の道は所々滑りやすく、道も不明瞭なので注意深く下って行き、しばらくすると下の方に駐車場が見えてきた。そしてワイヤーの張られた岩場を下ると上落合橋に無事到着した。車で朝来た道を下り、大滝温泉の遊湯館にて温泉に浸かった。山の後の温泉は気持ちが良い。一息ついてから秩父に寄って手打ちそばを食べた。コシがあってなかなかうまい。秩父の街からボロボロの武甲山が見えた。秩父にて寺澤氏と別れ、正丸峠を越えて20:00頃家に着いた。
下山後
今回の山行は今までで一番面白い山登りだった。ほとんど鎖で登ったような気がする。のんびり歩く山登りも良いが、スリルを味わう山登りもまた楽しい。また機会があったらもう一度登ってみたい山だ。