大岳山  (景信山より撮影)

                       


                          

山行No 007
山行日 1996年01月27日(金)
天候 晴れ
気温 養沢−5℃ 大岳山5℃
日ノ出 06:45
日ノ入 17:02
最大標高差 917m (養沢420m→大岳山1267m)
コースタイム 380分
山で会った人 50人くらい
メンバー

420m 養沢 6:30
↓ 70分 80分
929m 御岳山 7:50 8:30
↓ 110分 165分
1267m 大岳山 11:15 12:15
↓ 30分 30分
1040m 分岐点 12:45
↓ 70分 90分
470m 大岳鍾乳洞 14:15 14:40
↓ 50分 60分
420m 養沢 15:40

                       

中央自動車道八王子(第2出口)で降りたら拝島方面へ。
2つ目の信号左入町を左折し、滝山街道を進む。
東京サマーランドを過ぎて橋を渡ったら油平の交差点を左折。
武蔵五日市駅前のT字路を左折し、3キロほど先の十里木の交差点を右折。
三ツ合鍾乳洞を過ぎて1.5キロ程したら養沢鍾乳洞の入口があります。

                    

養沢鍾乳洞入口付近に約10台程度の駐車スペースあり。


                               

ひので三ツ沢つるつる温泉
東京都西多摩郡日の出町大字大久野4718
TEL:042−597−1126
駐車場:140台
営業時間:10時〜20時
入浴料:3時間800円
泉質:アルカリ性単純温泉
種類:大浴場、サウナ、水風呂、露天風呂
コメント:東京郊外に近いので、ハイシーズンは入場制限になるほどの人気。
     でも並んでまで入浴する価値は低いと思う。
オススメ度:


                            

出発
今回の山行は前にも登ったことのある大岳山を南側のルートで登ることにする。前日の天気予報も晴れの予報だったので良い登山日和になりそうだ。

養沢〜御岳山
車で養沢キャンプ場まで行き、ここからまず日ノ出山に登る予定だ。6:30に明るくなり始めたので出発する。気温は−5℃。ピリピリするような空気の中を林道を進んで行き、30分程したら林道が行き止まりになり、右手から登山道が伸びている。地図とは違う気がしたけど標識は『大岳山・七代の滝』と書いてある。でも最終的には大岳山に行くのだから、この道で良いのだろうと甘く見たのが大間違いであった。急な登りを50分程登って頂上に出た。しかしそこには日ノ出山には無かった売店がある。注意深く辺りを調べると何とそこは御岳山の長尾平の売店だったのだ。道を間違えることはあっても、登る山を間違えるなんて大失敗だ。大いに反省すべきことだ。取りあえず長尾平にて朝食にする。

御岳山〜大岳山
気温は−2℃。ここから大岳山のルートは3つあるが、今回も前回と同じように七代の滝ルートを進んでいく。さっき登った道を下って、沢の音が聞こえてきたら七代の滝に到着。滝は半分凍結していた。鉄梯子をいくつか登り、天狗岩まで登ると道は緩やかになり、そしてロックガーデンへと下っていった。この辺りは先週降った雪がまだ残っていて前回とは別世界のように雪で真っ白になっている。沢も殆ど凍っていて少々冬山気分に浸れる。ロックガーデンのベンチで休憩する。前回ここではすでに疲れていたけど、今日はペースがゆっくりなので楽々とここまで来られた。休憩の後、綾広の滝を過ぎて尾根までの長い登りが始まった。道は雪が凍って滑りやすくなっている。一歩一歩踏みしめるように登って行き、やっと尾根に出た。ここから少しの間、緩やかな道が続き、木々の間からチラチラと下界が見えてくる。そして大岳山の山頂部分に取り付くと鎖場が何カ所かあり、岩を乗り越えると大岳神社の前に出る。そのベンチで休憩していると何人もの人がゾロゾロと山頂目指して次々と登っていった。ここから急な道や岩場を乗り越えると大岳山の山頂に到着だ。

大岳山〜養沢
狭い山頂には20人位の人がいた。山頂から見る富士山はちょっと雲がかかっているが相変わらず馬鹿でかい。昼食を食べ終わると下山を開始する。急斜面を岩に掴まりながら降りていくと岩場を降りた所に馬頭刈尾根への分岐があり、今回はそっちに左折する。この道はあまり人が歩いていないらしく、雪が10cm位積もったままになっている。雪道はなんだか楽しく、癖になりそうだ。馬頭刈分岐点で尾根から外れて大岳鍾乳洞へと下る。しばらく降りていくと沢沿いに歩くようになり、そして大滝と呼ばれる滝に出た。シンプルできれいな滝だ。大滝から少し行くと道は林道となり大岳鍾乳洞の前に着く。ここでトイレ休憩。大岳鍾乳洞のそばに採掘場があり、大きな機械が岩をボリボリ食べていた。またこの工場からの砂塵が舞っていて目も開けられない状況で、しかもトラックが通る度に砂塵で頭が真っ白になってしまった。1時間程林道を進んで養沢キャンプ場に着いた。駐車場のすぐそばに日ノ出山への登山口があった。(スタートから間違っていたのだ。)今回の失敗を次ぎからの教訓にしなければいけない。それにしても車というものは実に便利な乗り物だとつくづく感じた。