御岳山 (日ノ出山より撮影)

                       


                          

山行No 003
山行日 1995年11月19日(日)
天候 晴れ
気温 日向和田駅5℃ 日ノ出山9℃
日ノ出  
日ノ入  
最大標高差 699m (日向和田駅230m→御岳山929m)
コースタイム 320分
山で会った人 多数
メンバー 単独行

230m 日向和田駅 5:47
↓ 100分 93分
647m 三室山 7:20 7:30
↓ 80分 60分
902m 日ノ出山 8:30 9:10
↓ 40分 40分
929m 御岳山 9:50
↓ 10分 15分
860m 長尾平展望台 10:05 10:20
↓ 90分 67分
400m 滝本ケーブル駅 11:27

             

行き
中央線立川駅で青梅線に乗り換える。
青梅線日向和田駅にて下車。

帰り
ケーブル下より御岳駅行きのバスに乗る。

問い合わせ JR東日本 http://www.jreast.co.jp
御岳登山鉄道 http://www.mitaketozan.co.jp
西東京バス http://www.nisitokyobus.co.jp/

                    

滝本ケーブル駅付近の駐車場
梅野木峠にも駐車スペースはあります。(約4台駐車可)


                               

ひので三ツ沢つるつる温泉
東京都西多摩郡日の出町大字大久野4718
TEL:042−597−1126
駐車場:140台
営業時間:10時〜20時
入浴料:3時間800円
泉質:アルカリ性単純温泉
種類:大浴場、サウナ、水風呂、露天風呂
コメント:東京郊外に近いので、ハイシーズンは入場制限になるほどの人気。
     でも並んでまで入浴する価値は低いと思う。
オススメ度:        


                            

出発 
am3:50分起床。朝早く京王線は動いていないので、豊田まで歩いていくことにする。外は真っ暗で星がきれいに見えている。豊田駅へ向かう一番橋を渡っているときに暴走族とすれ違い、ちょっとヒヤヒヤした。またドブ川から水鳥が目の前に飛び出してきたのは、相当ビックリした。
日向和田駅〜三室山
豊田駅4:47分発に乗り込んで立川へ。立川にて青梅線に乗り換える。乗客は何人もいないが殆どは登山者のようだが、どこの山に行くのかムショウに聞いてみたい。5:47分日向和田駅に到着。駅員など誰もおらず、切符を買ったことが少し悔やまれる。この駅からモデルコースとは逆に日の出山に登る予定だ。まず手前の三室山を目指して歩き出すが、肝心の登山口が何処なのか分からない。前日にしっかりとコースを調べておけば良かった。地図を頼りに吉野梅郷の横を通り、ゴルフ場の入口まで来ると登山口に案内板がありホッとした。登山口からゴルフ場の回りを歩き始め、薄暗い山道を登っていく。道はハイキングコースなので踏み跡もしっかりしているし、案内板も随所にあるので安心して登れる。少し登ると暑くなったのでコートを脱いでザックに縛る。三室山まではジグザグにかなり登って行くが山頂になかなか着きそうにない。最近風邪を引いたので少し体調が良くないのだろうか、次々に出てくる鼻水をかみながら約1時間半してやっと三室山に着いた。

三室山〜日ノ出山
しかし山頂までは道が無く、ちょっと下のベンチにて腰を降ろす。休んでいると汗が冷えてきて寒くなってくるので(鼻水も出てくるし、)、10分程休憩して出発する。アタゴ尾根への分岐を過ぎて、しばらくすると大きなアンテナが立っていた。そこから少し車道を歩くが、この辺りはなだらかな山道で快適な山歩きだ。しかし日の出山に取り付く道は下から上へ見上げるような段の着いた急坂が待っていた。一段一段ゆっくり登って行く。こんな時は何でこんな辛い思いをして山に登るのかと思いながら登って行くが、山頂に着いたらそんな事は忘れてしまう(単細胞生物)。日の出山の山頂は回りを石垣に囲まれていた。山頂でテントを張っている人がいたが、それに構わず山頂のベンチに腰掛けた。時間はam8:30。予定より50分早く着いてしまった。山頂からの展望は西から南にかけて広がっており、丹沢山塊の後ろに富士山が少しだけ顔を覗かせている。西には御岳山、そしてその右後ろにある立派な山はなんだろう。地図を見ると六ツ石山みたいだ。その後方に見えているのは鷹ノ巣山だろう。山頂の三等三角点で写真を撮り朝食にする。すると夫婦らしい二人が御岳山方面から登ってきて、その人にもらったチョコレートを食べながらいろいろ質問された。1人で山歩きをすることは珍しいことなのだろうか(迷子と勘違いされたか?)。朝食を済ましたら今度は御岳山へ向かう。

日ノ出山〜御岳山
日の出山の急坂を降りると、しばらくなだらかな道が続き、御岳山付近になってくると畑があったり、車が止まっていたりと生活の匂いがしてきたら、道がアスファルトになってしまった。電柱が立ち、ジュースの自動販売機が置かれている道を登っていくと御岳神社の大きな門の前に出た。ロープウェイで登ったきた大勢の一般人に混じって御岳神社でお参りをしたら、下りは別のルートで山門の前まで戻り、長尾平展望台に行ってみる。ここもたくさんの人がいてあまり居心地が良くないので少し休憩したら出発する。お土産屋が並ぶ商店街のような通りにあるソバ屋に入って、たぬきそばを注文するが、何人も注文を聞きに来る始末。だけどそばは美味しく、お姉さんもきれいだったので気分よく店を出た(お姉さんがきれいなら全てOK)。

御岳山〜御岳駅
ロープウェイの駅へ向かう道からそれて、滝本への下山道を降りていく。道はアスファルトで固められており、いったいこのアスファルトの道は下まで続いているのだろうか。滝本発のバスの出発は11:27だ。これを乗り過ごすと次のバスまで1時間も待つことになる。現在11:00。このままのペースではちょっと余裕が無いかなと思い、ややペースを上げて下っていく。11:10。まだ下が見えてこないので早歩きで降りてみる(ちょっとヤバイかな)。11:20。ケーブルカーの線路は見えてきたけど、まだバス停は下のようだ。この分だとバスに乗れそうにない。しょうがないから走って降りた(バスに乗るために命がけ)。道はアスファルトなどで転ぶことはないだろう。だいぶ降りてから下の方に駐車場が見えてきた(もうちょっとだ)。11:25分あと2分だ。駐車場の人にバス停を尋ね、また走る。バスが見えた!どうか間に合ってくれと祈りながらバス停へ。11:27分。ようやくバスに間に合った。ところが様子が変だ。すぐに発車すると思っていたバスがなかなか発車しないし、運転手もいない。車内にある時刻表を見るとバスは11:35発と書いてある(・・・・)。暖房の効いた暖かいバスの中で、走ってきて止まらぬ汗を拭きながらバスの出発を待った(周りの視線が気になる)。それにしても凄い車の行列だ。駐車場からずっと下まで並んでいる。バスは出発したが車が多くてなかなか進むことが出来ない。ちょっとずつ進んでバスは御岳駅に到着した。11:42分。予定より2時間も早い到着になってしまった。(走ったから?
 
下山後
今回の山行は、始めて電車にて奥多摩の山に行ったわけだが、電車から見える山々を全部登ってみたく思った。奥多摩は今回が初めてだが、いつかは奥多摩を制覇してみたい。それにはまず、御岳山から見えたあの大岳山に登ってみよう。